大晦日を迎えました。今年は日本、世界中で津波、地震など天変地異がありました。年末のテレビでは復興に向けての番組を目にします。今年の漢字は”絆”でした。自然の力への無力さ、現地の人たちの繋がりの強さ、いつも思うことです。一歩一歩進んで行く姿に勇気を貰いながら、お祈りしています。
京都ダルクでは29日、恒例の餅つきを行いました。前日から、杵、臼、蒸し器などをレンタルし、もち米25kgを水に浸し、準備万端。当日は朝、8時半から準備をし、スタート。もち米を準備するなかま、蒸すなかま、つくなかま、捏ねるなかま。それぞれに分かれ、手際良く進んで行きました。きなこ、あんこ、大根おろし、海老もちなど色んな味を楽しむことが出来ました。途中でなかまが持って来てくれたお餅を頬張ると、山葵入りのお餅。なかまは喜んでいました。感謝。
ダルクの駐車場でしていたので、車が通る度、珍しそうに見ていきます。親子で通った車が停まり、男の子に「おいで」って言うと、楽しそうに重たい杵を持ち、ついて行きました。嬉しそうな笑顔が最高でした。つき続けて5時間。みんな一杯、食べたようです。片付けも手際良く今年も怪我なく終了しました。
今日もダルクはなかまの笑い声が溢れています。新しく繋がったなかま、離れていったなかま、一年休みなく通所したなかま、仕事を始めたなかま、捕まってしまったなかま、みんななかまです。
今年も沢山のご支援、ご協力ありがとうございました。
来年、皆さまにとっていい一年になりますようお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
京都DARC利用者、スタッフ一同
2011年12月31日土曜日
2011年12月28日水曜日
京都ダルク大そうじ!!
京都ダルクでは週の始めに、ホームミーティングを行っています。週の予定や利用者からの要望などを聞き、情報を共有します。今週のホームミーティングは今年最後になりました。大晦日の過ごし方、初詣での打ち合わせなど、年末年始の話題が中心でした。
マハロ(ディセンター)ネクサス1・2(ケアホーム)の大そうじを24日、26日、27日で行いました。毎年恒例の行事です。初日に拭き掃除、網戸洗い、駐車場の掃除などをしました。慣れている利用者が新しい利用者に伝えながらの光景は、いいものです。2日目はディセンターの床のワックス掛けとネクサス1・2の大そうじです。荷物を一度、外に出し、ワックスを塗ります。結構、腰に来ます。乾くのを待ち、結局4回塗りました。床はピカピカに光っています。それぞれのケアホームでは入寮者とスタッフで、日頃、出来ていない場所の掃除です。みんなやり始めたら、止まりません。おかげで捗ります。ディセンターのワックス掛けが終わり、荷物を元通りにして終了です。窓もピカピカ、食器棚もピカピカ。目に見えてきれいになるので、やり終えた後は心地よいものです。身体は少し疲れましたが、、、。
京都は先日、雪が降りました。底冷えのする季節がやって来ました。今年もあと少し、風邪など引かないよう、いい年の瀬にしたいものです。
笠嶋
2011年12月23日金曜日
家族プログラム11月報告
いよいよ冬本番になりましたね。京都では雪がちらつく日もあります。この寒さのなか、東日本大震災の被災者の方々に暖房器具や冬物衣料が行き届いているのだろうかという思いがよぎります。日本中の方が、寒さに震える夜を過ごすことがないよう祈っています。
さて、11月の「家族プログラム」の報告をさせていただきます。11月は、「薬物依存~依存の過程」がテーマでした。17名の方がおみえになりました。いつも参加して下さる方、初めてお見えになる方、そして久しぶりにお顔を拝見する方。みなさん、それぞれにいろいろな思いを重ねるなか、当日に会場まで足を運んでくださったことに感謝しています。このように、毎回違う顔ぶれで、新たな「出会い」が家族プログラムでは生まれています。でも、みなさんに共通しているのは「身近な人の薬物問題に困っているけど、どうしたらいいかわからない」ということだと思います。その思いは、時に、怒りの形になって表現されることもあるでしょう。時には、不安や悲しみ、恐さになることもあると思います。そのような感情は、ほっておくと暴走や爆発する時があります。
家族プログラムの後半の時間は、参加者の方に自由にお話いただく時間です。他の参加者の話を聞き、自分のなかで動いた気持ちを自分のペースで言葉にしてみることを通じ、思いがけない発見をすることもあります。また、自分の気持ちを言葉にすることにより、「自分」が明確になることもあります。自分を明確にすることは、薬物依存症者との関係のなかで、自分が「できること」「できないこと」「したいこと」「したくないこと」がわかりやすくなり、薬物依存症者とどのように関わっていくかを選択していく力の1つとなります。家族プログラムが、薬物依存症者のご家族が、自分自身を(再)発見する場でもあるように、参加者のみなさんと「安全、安心」を感じながら、話し合えることを大切にしたいと思っています。
薬物依存症者のご家族のなかには、あまりにいろいろな感情が絡まってしまい、自分の感情をどう扱ったらいいのかわからない方もいらっしゃると思います。家族プログラムの話し合いは、自分のペースで参加することを大事にしています。話せない時に、無理に話す必要はありません。他の参加者の話を「聞くこと」が、絡まった感情を解くヒントになるかもしれません。
「話すのは無理」という方も、ご自分のペースで、安心してご参加ください。また、京都ダルクでは、個人カウンセリングも行っています。個人カウンセリングで、カウンセラーと一緒に、少しずつご自分の感情をほぐしていく作業を行うこともできます。どうぞご利用ください。
家族ケア(地域創造基金)
さて、11月の「家族プログラム」の報告をさせていただきます。11月は、「薬物依存~依存の過程」がテーマでした。17名の方がおみえになりました。いつも参加して下さる方、初めてお見えになる方、そして久しぶりにお顔を拝見する方。みなさん、それぞれにいろいろな思いを重ねるなか、当日に会場まで足を運んでくださったことに感謝しています。このように、毎回違う顔ぶれで、新たな「出会い」が家族プログラムでは生まれています。でも、みなさんに共通しているのは「身近な人の薬物問題に困っているけど、どうしたらいいかわからない」ということだと思います。その思いは、時に、怒りの形になって表現されることもあるでしょう。時には、不安や悲しみ、恐さになることもあると思います。そのような感情は、ほっておくと暴走や爆発する時があります。
家族プログラムの後半の時間は、参加者の方に自由にお話いただく時間です。他の参加者の話を聞き、自分のなかで動いた気持ちを自分のペースで言葉にしてみることを通じ、思いがけない発見をすることもあります。また、自分の気持ちを言葉にすることにより、「自分」が明確になることもあります。自分を明確にすることは、薬物依存症者との関係のなかで、自分が「できること」「できないこと」「したいこと」「したくないこと」がわかりやすくなり、薬物依存症者とどのように関わっていくかを選択していく力の1つとなります。家族プログラムが、薬物依存症者のご家族が、自分自身を(再)発見する場でもあるように、参加者のみなさんと「安全、安心」を感じながら、話し合えることを大切にしたいと思っています。
薬物依存症者のご家族のなかには、あまりにいろいろな感情が絡まってしまい、自分の感情をどう扱ったらいいのかわからない方もいらっしゃると思います。家族プログラムの話し合いは、自分のペースで参加することを大事にしています。話せない時に、無理に話す必要はありません。他の参加者の話を「聞くこと」が、絡まった感情を解くヒントになるかもしれません。
「話すのは無理」という方も、ご自分のペースで、安心してご参加ください。また、京都ダルクでは、個人カウンセリングも行っています。個人カウンセリングで、カウンセラーと一緒に、少しずつご自分の感情をほぐしていく作業を行うこともできます。どうぞご利用ください。
家族ケア(地域創造基金)
2011年12月22日木曜日
ハーモニーファーム安土にて
今年もあと10日となりました。師走とはよくいったものです。一日一日が早く感じます。同じ”今日一日”のはずですが、、、。
21日、ハーモニーファーム安土に7名で出掛けました。6月から始まり、恐怖の雑草抜き、真夏の作業、バーベキュー、稲刈り、籾すり、精米などを体験させていただきました。出来た新米をフォーラムで販売することも出来ました。お米一粒の有り難さを身に沁みて感じることが出来ました。暑くて寝つけない夜も今では笑い話しです。
今回は来年に向けての作業です。耕運機で田を耕し、米ぬかを撒き、最後に鶏糞を撒いて終了です。生まれて初めて耕運機を動かしました。スタッフの方に教えてもらいながらですが、なかなか思うように操作出来ません。慣れているなかまと一緒にやりながらやっと2反分が終わりました。なかまは鶏糞の臭いに悪戦苦闘していました。
ハーモニーファームの河野さん、みさこさんと出逢い、時を過ごす中でみんな色んなことを体験しました。それぞれ何かを得たと思います。
来年は今年の経験を生かし、無農薬のお米をみんなで作れたらと願っています。
笠嶋
2011年12月20日火曜日
京都ダルク忘年会!!
12月19日、午後から毎年恒例の忘年会が、三条の焼肉店で行なわれました。今年は30人余りが集まりました。忘年会とはいっても、当たり前ですが、ソフトドリンクでの乾杯から始まります。昨年は利用者の具合が悪くなり、大変な一日でしたが、今年はみんな元気に美味しいお肉に舌鼓。90分の食べ放題、どのテーブルも休憩もなく、湧き合い合いの中、あっという間に時間が過ぎて行きました。大盛りごはんを2杯食べ、お肉も美味しそうに食べている姿を見ると、健康、元気が何よりだと笑顔が出ます。きっと、お酒もなしの忘年会は初めての利用者もいたでしょう。しらふで経験すること。みんなで分かち合いながら慣れていくこと。社会の中で生きていく練習です。
終わってからは、ボーリングに行くなかま、カラオケに行くなかま。みんな楽しんでいました。ステージのあるカラオケルームは初めてでした。始めは照れていたなかまもライトを浴びながら唄っていました。”気持ちいいこと”はかつては薬物を使うことであった私達が、”心地いいこと”を体験するのは大切なプログラムです。
後は来年に向けての田んぼの整備、大阪ダルクで行なわれるクリスマス会に参加、ディセンター、ケアホームの大掃除などが目白押しです。風邪に気をつけながら、元気に年の瀬を迎えられますように、、、。
笠嶋
2011年12月19日月曜日
昼のプログラムは歩こう会!!
今年も早いもので、あと10日余りとなりました。札幌のなかまの話しでは、先日の寒波で雪が積もり根雪になるそうです。京都も底冷えのする師走になって来ました。
そんな寒風、吹き荒ぶ中、なんと、「昼からどうする?」と利用者に聞いたところ、「”歩こう会”をしましょう。」とのこと。京都ダルクでは新しいなかまが来ると、清水寺や伏見稲荷にみんなで行くフェローシップがあります。今回はダルクから、20名ほどで琵琶湖疎水沿いを30分歩き、伏見稲荷に向かいました。周りの人からは社員旅行で京都散策に見えるならいいですが、見るからに怪しい集団です。みんな元気で鳥居を潜り、坂を登り、”弘法の滝”まで歩きました。途中で美しい竹林がありました。期待した滝は樋から落ちる水でした。みんなで苦笑いしながら、来た道を戻りました。お守りを買うなかま、たい焼きを頬張るなかま、何故かみんなが笑顔でした。
道中の色んななかまとの会話も楽しいものです。なかまの新しい発見や、人柄がわかったり、自然の中で大切な時間を過ごすことが出来ました。~共に生きる~改めてそんなことを感じるひと時でした。みんなお疲れさまでした。
インフルエンザが流行しそうです。今年は香港A型らしいです。皆さん、気をつけて下さい。
笠嶋
2011年12月12日月曜日
2011年12月7日水曜日
「若者の薬物問題について考える講演会」に参加して
街はイルミネーションが綺麗な季節になって来ました。12月5日(月)立命館大学衣笠キャンパス 創思館にて「若者の薬物問題について考える講演会」が行われました。キャンパス内のもみじが真っ赤に色づいていました。最初の講演では、国立精神・神経医療研究センター病院 医師 小林 桜児氏の「薬物依存症の回復と治療」についてのお話しがありました。薬物依存に陥る要因として、遺伝子(新しいものが好き、感受性が高いなど)関与が40%、環境因子が60% ということでした。さらに、・自己調節機能の形成が出来ていない。⇒「感情の海」を上手く泳げない。⇒甘えたり、頼ったり出来ない。・周りの大人に褒めてもらう、叱ってもらうなどの関係がない。⇒大切にされている感覚を得ていないことが、生き辛さの要因になっている。など医師の観点からのお話しは興味のあるものでした。
京都ダルクからは施設長の加藤が「最初の一回でも多すぎる。千回やっても足りない」というテーマで講演を行いました。若者に蔓延する脱法ドラッグ、大麻について解りやすい講演でした。その後にダルクの利用者によるモデルミーティングを開きました。日頃、慣れているミーティングですが、みんな緊張していたようです。人前で程よい刺激の中、真面目な顔をしながら自分の正直な話しをすることは、自分たちにとってはいい経験になります。
ダルクでは年末に向けて、忘年会、クリスマス会、大そうじ、餅つきなど色んな行事が目白押しです。今年もあと少し。心も身体も健康でありますように。
笠嶋
2011年12月1日木曜日
JCCAに参加して
11月28日から30日、JCCA(Japan Catholic Committee on Addiction)定例会&セミナーに施設長の加藤、スタッフの淀と参加して来ました。今回は名古屋市のカトリック南山教会、ウィルあいちにて、~ともに生きる~というテーマで行なわれました。全国のダルク、マック(アルコール依存症者の回復施設)の施設スタッフが集まり、定期的にセミナー、分科会、研修会、総会が行なわれています。研修会では創設から参加されている方、4名の「JCCAが何故出来たか?」というお話しがありました。創設の経緯、苦労、拡がりなどを、わかり易く、楽しく聴くことが出来ました。自分自身もお世話になった方のお話しで、懐かしく、年月の流れを感じさせていただきました。講演ではカトリック南山教会の司祭のお話しがありました。中学部、高等部の校長でもある司祭の講演は人との繋がり、関わりなどをユーモアたっぷりに、会場も笑いで溢れ、楽しく聴かせていただきました。深い愛見返りの無い愛を持って人と関わっている姿に感銘しました。
分科会では、教区に分かれ、ダルク・マックの原点について、重複障害について、生活保護(移送費)について、利用者のミーティングの質の低下についてなど、各ダルク、マックが抱える問題について意見交換、知識の共有が行なわれました。何処の施設も注目する問題です。
最終日には参加メンバーの自己紹介がありました。北海道から沖縄まで大勢の方との出逢いを、今回も体験させていただきました。共有するなかまとして、改めて「ともに生きる」大切さを再認識させてもらえました。依存症者本人として、スタッフとしての責任、誇りを深めることが出来ました。何回ハグ、握手をしたかわからないくらい分かち合いが出来ました。いっぱいのパワーをもらえました。ありがとうございます。
笠嶋
2011年11月23日水曜日
8周年フォーラムを終えて
京都も紅葉の季節がやって来ました。DARCの近くにも、伏見稲荷、東福寺など、紅葉の美しい寺院があります。
11月19日(土)NPO法人 京都DARC 8周年フォーラムが、ひと・まち交流館にて行われました。当日は雨の中、大勢の方の御来場ありがとうございました。改めて、薬物問題への関心の深さ、京都DARCの活動の大切さを感じました。
オープニングのスライドショーから涙が出そうになりました。緊張しながら話すなかまの姿に、かつての自分を思い出しました。
講演ではNPO法人 三重DARC施設長 市川 岳仁氏を講師としてお招きし、「回復とアイデンティテー」というテーマで、パワーポイントを使ってのわかり易いお話でした。会場の方も熱心に耳を傾けていました。
会場の外では、書籍販売、利用者で作ったレザークラフト、初めて体験した稲作で出来た新米の販売も行われました。新米は無事、完売することが出来ました。
18時30分からは、恒例の祝賀会。家族の方からの差し入れ、新米で作ったおにぎり、買い物、調理、盛り付けまで利用者が中心となって準備されました。毎年のことながら、手際の良さに感心させられます。味も好評のようでした。
食事の進む中、遠くは沖縄から参加してくれたなかま、各ダルクのなかま、来賓の方のお祝いのお言葉を戴きました。
今年も無事、フォーラムを終えることが出来ました。
日頃からの御支援、御協力に感謝致します。ありがとうございます。
回復、そして自分らしさを見つけるため、新しい「今日だけ」が始まっています。
笠嶋
2011年11月19日土曜日
家族プログラム10月報告
大分秋らしく、木々も少しずつ色づいてきています。それだけ気温差が激しいということかと思います。風邪などひかないようお気をつけください。
10月23日に「家族プログラム」が行われ、15名の方がおみえになりました。テーマは「家族の回復」でした。身近な人の薬物依存症が引き起こす様々な問題や、これからどうなるんだろうなどの不安や状況が好転しないことへの苛立ちなどから、依存症者の家族は、知らない間に緊張状態になっていることが多くあります。そして緊張状態が長期に及ぶと、自分が緊張していることがわからなくなってしまいます。そのような時、心身の様々な「症状」が自分の状態を教えてくれることがあります。依存症は時間がかかる病気です。だからこそ、症状が伝えてくれることを手がかりに、ご家族自身が必要なケアを受けることが大事になります。知らない間に、自分の限界までしんどくなっていると、依存症者を「見守る」力もでてきません。だから、家族プログラムやナラノンで仲間につながり、不安や孤独感を減らしていくことが大事になります。また個人カウンセリングで、自分のペースで、じっくり自分の「症状」や感情などと向き合うことも有効です。そして、フォーラムやセミナーで依存症からの回復者の体験談を聴くことは、絶望してしまいやすい状況で、希望をみつけられる体験になると思います。本日はあいにくの雨ではありますが、午後に「ひとまち交流館」でフォーラムを行います。もしよろしかったらお出掛けください。
薬物依存症者の家族心理ケア事業
10月23日に「家族プログラム」が行われ、15名の方がおみえになりました。テーマは「家族の回復」でした。身近な人の薬物依存症が引き起こす様々な問題や、これからどうなるんだろうなどの不安や状況が好転しないことへの苛立ちなどから、依存症者の家族は、知らない間に緊張状態になっていることが多くあります。そして緊張状態が長期に及ぶと、自分が緊張していることがわからなくなってしまいます。そのような時、心身の様々な「症状」が自分の状態を教えてくれることがあります。依存症は時間がかかる病気です。だからこそ、症状が伝えてくれることを手がかりに、ご家族自身が必要なケアを受けることが大事になります。知らない間に、自分の限界までしんどくなっていると、依存症者を「見守る」力もでてきません。だから、家族プログラムやナラノンで仲間につながり、不安や孤独感を減らしていくことが大事になります。また個人カウンセリングで、自分のペースで、じっくり自分の「症状」や感情などと向き合うことも有効です。そして、フォーラムやセミナーで依存症からの回復者の体験談を聴くことは、絶望してしまいやすい状況で、希望をみつけられる体験になると思います。本日はあいにくの雨ではありますが、午後に「ひとまち交流館」でフォーラムを行います。もしよろしかったらお出掛けください。
薬物依存症者の家族心理ケア事業
2011年11月11日金曜日
バザールカフェにて
毎週木曜日、午後からスタッフと利用者で、今出川近くの”バザールカフェ”にて庭の手入れ、野菜作りのお手伝いをしています。今週はいつもお邪魔しているスタッフに代わり伺いました。朝からはカフェにて利用者がお手伝いをしています。キビキビした動きで頑張っているようです。
今週は育てている、ほうれん草、水菜の雑草抜き、防護ネットの補修などを行ないました。日当たりのいい場所は季節で変わるようです。土の良し悪しでも育ち方が違います。大切なのは心を込めて、手入れすることですね。人間も同じように感じます。雨も降ることなく、ブロックに土を詰め、ネットの先を挿し込み高さを調節しました。
バザールカフェでは毎年、開催している”Peace Music Festa”を今年は11月23日(水)am11:30から行なうようです。利用者もお手伝いに行きます。詳しくは http://bazaarcafekyoto.web.fc2.com/まで。
笠嶋
2011年11月10日木曜日
平成23年度「若者の薬物問題について考える講演会」の開催について
近年,大学生や高校生等,若者が薬物依存症に陥るケースが顕著となっています。
この度,薬物乱用の広がりと危険性,及びその解決策など,若者の薬物問題について理解を深めるための講演会を下記のとおり開催しますので,お知らせします。
今回は,薬物依存症の治療に取り組む精神科医師と薬物依存症リハビリ施設の施設長による講演や,当事者の方々によるお話を通して,薬物依存について考えます。
1:日時
平成23年12月5日(月)午後1時20分~午後4時50分(午後1時 開場)
2:会場
立命館大学衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム
(京都市北区等持院北町56-1)
主催 京都市
共催 立命館大学学生部
平成23年度「若者の薬物問題について考える講演会」のちらし(PDF形式:741KB)
この度,薬物乱用の広がりと危険性,及びその解決策など,若者の薬物問題について理解を深めるための講演会を下記のとおり開催しますので,お知らせします。
今回は,薬物依存症の治療に取り組む精神科医師と薬物依存症リハビリ施設の施設長による講演や,当事者の方々によるお話を通して,薬物依存について考えます。
1:日時
平成23年12月5日(月)午後1時20分~午後4時50分(午後1時 開場)
2:会場
立命館大学衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム
(京都市北区等持院北町56-1)
主催 京都市
共催 立命館大学学生部
平成23年度「若者の薬物問題について考える講演会」のちらし(PDF形式:741KB)
2011年11月7日月曜日
ハーモニーファーム安土にて稲作体験part8
11月5日、いつものように8名でダルクを9時に出発。行楽シーズンに入って、比叡山に向かう車が多いのか、少し渋滞しました。道路に溝を刻み、音楽を奏でる琵琶湖大橋を通ります。ススキ、きりん草が多くなり、秋を感じます。
ハーモニーファームに着き、今回は雨の中、はさを片付ける作業と、倉庫で籾摺りをする作業の二手に分かれました。はさを片付ける作業は泥まみれになり大変だったようです。
7月から、雑草抜きから始まった稲作体験。真夏の暑い中、田圃に足を取られながらの作業は大変でした。行く度に稲が育ち、廻りの景色も変わって行き、季節の移ろいを感じました。作業を重ねることで、農業の厳しさを知りました。同じ目的に向かって、力を合わせることの大切さも再認識しました。ダルクでは見れない、なかまの表情を感じることが出来ました。
収穫した”無農薬米 ひのひかり”は19日の「京都ダルクフォーラム」で販売します。乞うご期待下さい。
笠嶋
2011年11月3日木曜日
ソフトボールで交流!!
ダルク前の公園の桜が色つき始めました。京都では紅葉の季節がやって来ました。今月中にはレクリエーションで紅葉狩りに行く予定です。
10月31日、京都の上鳥羽グランドにて、びわこダルク、大阪ダルクのみんなと、ソフトボールの交流試合をしました。前日の雨も止み、朝から天気に恵まれました。今年、何回目かのフェローシップです。なかまとの再会、新しいなかまとの出逢い。いつもの光景ですが、自分たちには大切なことです。
3チームに分かれ、試合をしました。それぞれ試合に備え、練習をしたようで、打球が外野を越えて、ホームランになったり、鋭いライナーをファインプレーしたり、交流を重ねる度に上手くなっています。応援の声も大きく、和気あいあいの中にもみんな真剣に楽しめたようです。
毎回、感じることですが、青空の下で汗を掻くことは気持ちいいものです。日頃、あまり顔を合わさないなかまと、お互い”素面”で分かち合えることの素晴らしさを味わえたひと時でした。
みんなお疲れさま。怪我なく終えて何よりでした。
京都ダルクでは、12月2日に、京都市主催のソフトバレー大会”京ふれあいアタック”に参加します。さぁ、次はソフトバレーの練習です。
笠嶋
2011年10月25日火曜日
ハーモニーファーム安土にて稲作体験part7
10月17日は稲刈りの追い込み時期ということで、車2台に分乗し、出掛けました。前日の雨の影響で、長靴が泥に浸かりながらの作業になりました。何回か参加しているなかまは慣れてきたようです。今回は一反の半分まで稲刈りが出来ました。
22日は刈った稲を玄米にする作業です。初めて見る籾取り機。ハーモニーファームの河野さん、機械を貸していただいている社長さんに教えてもらいながら、籾殻を受けるシートを張りました。次に機械に筒状のビニールを付け準備完了です。30kgの袋を担ぎ、籾取り機に入れて行きます。今度は出て来た玄米を袋詰めする作業です。商品にならない小さい玄米は機械の下に落ちて行きます。出て来た玄米を30kgになるように、量りの上に袋を置き、受けて行きます。みんな真剣な顔で汗を掻きながら、手分けして15袋分を袋詰めしました。3時間の作業でした。
ファームに戻り、新米のおにぎりをいただきます。最高の味です。いつものように、日誌に感想を書きました。みんな疲れているけど、笑顔で一日を振り返ります。今回はフォーラムでお披露目するため、60kgの玄米を持って帰りました。京都で精米する予定です。大変な雑草抜き、稲刈りを体験し、無農薬のお米作りを経験しています。きっと格別な味のお米になると思います。ハーモニーファームの河野さん、みさこさん、ありがとうございます。みんなお疲れさまです。
笠嶋
2011年10月23日日曜日
家族プログラム6-9月
朝晩とかなり冷え込むようになり、日中との気温差が激しい季節になりました。みなさま、いかがお過ごしですか? 家族プログラムの報告が滞ってしまいました。申し訳ありませんでした。ここで、6月から9月の4ヶ月間の報告をさせていただきます。
報告が滞っている間も、京都ダルクの「家族プログラム」は毎月第4日曜の午後に行なっていました。6月は「薬物依存~依存の過程」がテーマで14名の方が参加されました。7月は「フリーディスカッション」でした。参加されたのは13名の方です。8月、9月は、それぞれテーマが「薬物依存~回復」と「薬物依存と家族」でした。そして、参加者は11名の方と、12名の方でした。いずれの回も、参加者の方は毎月参加してくださる方もいれば、初めて参加される方もいらっしゃいます。身近な人の「依存症問題」が表面化してからの年月も、それぞれ違います。でも、毎回、それぞれが自分の想いを語り合うなかで、気づきやつながりが生まれます。
依存症者のご家族は、(自分では)まったく思いがけずに依存症と関わる状況に置かれてしまいます。そのような状況で孤立してしまうと、自分が本来もっている力がわからなくなってしまったり、他者を傷つけたり、他者を抑えつけるなど力の使い方を間違えてしまいやすくなると思います。また、期待通りには変わっていかず「出口」が見出せない時には、“真っ暗なところに、自分だけが取り残されている”ような心細さや、“足を止めてしまったら2度と動けなくなってしまうのではないか”というような焦燥感などを感じる方もいらっしゃると思います。ひとりっきりで「光」を見つけられないときは、仲間が光をかざしてくれる存在になってくれると思います。家族プログラムは、参加者お一人おひとりの存在自体が、他の参加者の「光」になる場であれたらと願っています。
京都ダルクでは、家族プログラムの以外に、依存症者のご家族の個人カウンセリングを行っています。グループでは、なかなかお一人おひとりの細かな状況までお聞きして「これからどうしたらいいか」を考える時間がもてないのが現状です。お一人おひとりのニーズにあわせてカウンセラーがこれからを一緒に考える場として、個人カウンセリングをぜひご利用ください。(個人カウンセリングは予約制です。予約は、京都ダルクまでお電話でお願いします)
薬物依存症者の家族心理ケア事業
報告が滞っている間も、京都ダルクの「家族プログラム」は毎月第4日曜の午後に行なっていました。6月は「薬物依存~依存の過程」がテーマで14名の方が参加されました。7月は「フリーディスカッション」でした。参加されたのは13名の方です。8月、9月は、それぞれテーマが「薬物依存~回復」と「薬物依存と家族」でした。そして、参加者は11名の方と、12名の方でした。いずれの回も、参加者の方は毎月参加してくださる方もいれば、初めて参加される方もいらっしゃいます。身近な人の「依存症問題」が表面化してからの年月も、それぞれ違います。でも、毎回、それぞれが自分の想いを語り合うなかで、気づきやつながりが生まれます。
依存症者のご家族は、(自分では)まったく思いがけずに依存症と関わる状況に置かれてしまいます。そのような状況で孤立してしまうと、自分が本来もっている力がわからなくなってしまったり、他者を傷つけたり、他者を抑えつけるなど力の使い方を間違えてしまいやすくなると思います。また、期待通りには変わっていかず「出口」が見出せない時には、“真っ暗なところに、自分だけが取り残されている”ような心細さや、“足を止めてしまったら2度と動けなくなってしまうのではないか”というような焦燥感などを感じる方もいらっしゃると思います。ひとりっきりで「光」を見つけられないときは、仲間が光をかざしてくれる存在になってくれると思います。家族プログラムは、参加者お一人おひとりの存在自体が、他の参加者の「光」になる場であれたらと願っています。
京都ダルクでは、家族プログラムの以外に、依存症者のご家族の個人カウンセリングを行っています。グループでは、なかなかお一人おひとりの細かな状況までお聞きして「これからどうしたらいいか」を考える時間がもてないのが現状です。お一人おひとりのニーズにあわせてカウンセラーがこれからを一緒に考える場として、個人カウンセリングをぜひご利用ください。(個人カウンセリングは予約制です。予約は、京都ダルクまでお電話でお願いします)
薬物依存症者の家族心理ケア事業
NAパブリックインフォメーション・イン京都に参加
朝晩、すっかり寒くなって来ました。風邪が流行っています。皆さん、お気を付け下さい。
10月12日(水)伏見区総合庁舎にて、NA(ナルコティクス アノニマス)関西エリア パブリックインフォメーションin京都が行なわれました。京都ダルクのなかまも、準備から関わりました。当日は数人で会場設営を手伝い、受付係、書籍販売係、タイムキーパー係など、今回は京都での開催ということで、みんな頑張っていました。体験談を話したなかま、モデルミーティングに参加したなかまも、緊張しながらもメッセージを伝えていました。
100名程の参加があり、薬物依存症者の回復のメッセージ、しらふで生きる喜びが、少しでも伝わったことと思います。ダルクの利用者も初めて体験したなかまもいました。ひとりでは出来ないことが、みんなで力を合わせれば、いろんなことが出来ることを感じたと思います。11月19日には、”京都ダルク8周年フォーラム”が待っています。
笠嶋
10月12日(水)伏見区総合庁舎にて、NA(ナルコティクス アノニマス)関西エリア パブリックインフォメーションin京都が行なわれました。京都ダルクのなかまも、準備から関わりました。当日は数人で会場設営を手伝い、受付係、書籍販売係、タイムキーパー係など、今回は京都での開催ということで、みんな頑張っていました。体験談を話したなかま、モデルミーティングに参加したなかまも、緊張しながらもメッセージを伝えていました。
100名程の参加があり、薬物依存症者の回復のメッセージ、しらふで生きる喜びが、少しでも伝わったことと思います。ダルクの利用者も初めて体験したなかまもいました。ひとりでは出来ないことが、みんなで力を合わせれば、いろんなことが出来ることを感じたと思います。11月19日には、”京都ダルク8周年フォーラム”が待っています。
笠嶋
2011年10月11日火曜日
岐阜ダルク7周年フォーラムに参加!!
10月10日、快晴の日、6名で京都ダルクを10時に出発しました。自分にとっては懐かしい岐阜ダルクフォーラムに出掛けました。テーマは「回復の始まり」~すべてはここから始まった~。
岐阜ダルク施設長の遠山 香さんの司会で、ダルク創設者の近藤 恒夫氏、スタッフの外山 憲治氏、入寮者であった河野 俊男氏を交え、東京ダルクでの創生期のエピソード、苦労話などを聴くことが出来ました。今では60ヶ所程に広まったダルクは、東京ダルクから増えて行きました。其々のこれからの話しには、近藤氏からは薬物依存症者が矯正施設に入ることなく、病気として、治療プログラムを受けて回復していく社会について、外山氏からは、韓国、カトマンズ(ネパール)など、メッセージが届いていない土地へのアプローチ、河野氏からは、女性の施設の必要性などが語られました。「今日だけ」を生き続けてきたなかまの話しは、流石に重みを感じました。
その後は、奈良ダルクのなかまの落語。楽しませてもらえました。利用者の体験談、ご家族の方のお話しは、いつ聴いても心に響くメッセージをもらえます。
フォーラムの後、夕食を済ませ、NAミーティングにも参加しました。いつもと違う土地での自助グループのミーティングも楽しみのひとつです。
帰路につき、京都ダルクに戻って来たのは、23時前。参加したなかまは少し疲れた様子でしたが、新しいなかまとの出逢い、懐かしいなかまとの再会などを楽しめたと思います。
12日はNA関西エリアのフォーラムが、京都で行なわれます。11月19日には京都ダルクのフォーラムが行なわれます。希望のメッセージが大勢の方に届けばと願っています。
笠嶋
2011年10月10日月曜日
京都府立私立中学高等学校教育研究大会
京都府立私立中学高等学校教育研究大の分科会でお話しさせていただきました。
昨今の合法ハーブ、大麻問題、向精神薬の依存症などをお話しさせていただきました。
これまでは、「ダメ!絶対!」一辺倒でしたが「ダメ!絶対!」だけでは解決できない問題となっております。
さかのぼること30年前、私たちの時代に学校のクラブ等ではグランドのランニングで水分補給は積極的に取らしてもらえませんでした。水でも飲もうものなら、うさぎ跳びをさせられました。
今では、そのような練習の仕方は否定されているように、薬物乱用、依存の解決においても最新の医療やトリートメントを知っていただき、新しい現実的な取り組みが必要であることなどをお伝えしました。
小林桜児先生(国立・神経医療研究センター病院精神科)のお言葉ですが「浮き輪やビート板を手放さないと泳ぎ方を教えてあげない」と言う水泳コーチがいるだろうか。
12月5日(月)に小林先生と立命館大学にて「若者の薬物問題について考える講演会」にてご一緒させていただく予定になっております。主催は京都市こころの健康増進センターです。
詳細については、近く広報されると思います。
昨今の合法ハーブ、大麻問題、向精神薬の依存症などをお話しさせていただきました。
これまでは、「ダメ!絶対!」一辺倒でしたが「ダメ!絶対!」だけでは解決できない問題となっております。
さかのぼること30年前、私たちの時代に学校のクラブ等ではグランドのランニングで水分補給は積極的に取らしてもらえませんでした。水でも飲もうものなら、うさぎ跳びをさせられました。
今では、そのような練習の仕方は否定されているように、薬物乱用、依存の解決においても最新の医療やトリートメントを知っていただき、新しい現実的な取り組みが必要であることなどをお伝えしました。
小林桜児先生(国立・神経医療研究センター病院精神科)のお言葉ですが「浮き輪やビート板を手放さないと泳ぎ方を教えてあげない」と言う水泳コーチがいるだろうか。
12月5日(月)に小林先生と立命館大学にて「若者の薬物問題について考える講演会」にてご一緒させていただく予定になっております。主催は京都市こころの健康増進センターです。
詳細については、近く広報されると思います。
2011年10月9日日曜日
ハーモニーファーム安土にて稲作体験part6
今週も利用者と共に、ハーモニーファーム安土に出掛けた。先週は初秋の爽やかな一日を過ごせた。今回もと思っていたが、2日前の影響で田圃はぬかるみ、稲は倒れていた。天気は快晴で良かったけれど気温は高く、みんな汗を掻きながらの作業になった。空にはエンジン付きのパラグライダーが気持ちよさそうに飛んでいた。
今回は雑草も少なく、稲も良く実り、刈り易い分、藁で縛る作業が追いつかない状態だった。「今日は捗るなぁ~!!。」とみんなで笑顔から始めたが、一反の3分の1も進まなかった。でも続けていく中で、みんな準備から段取り、作業まで慣れて早くなっているのは事実である。楽しく話しながら、コミュニケーションを取るのも大切なことである。ハーモニーファームのみさこおばちゃんが嬉しそうに、「今年採れたお米が来年の「祇園祭」の「長刀鉾」から撒かれるちまきで使われるよ。」って話していた。
作業の後、シャワーで泥と汗を流し、作っていただいた新米のおにぎりとおでんは格別の味である。みんな美味しそうに食べていた。ダルクから送った酢橘でゼリーを作ってくれていた。みさこおばちゃんありがとう。
来週から脱穀が始まるらしい。次回は17日。大勢で参加する予定である。いつも笑顔で迎えていただき、笑顔で手を振って見送っていただきありがとうございます。
笠嶋
2011年10月2日日曜日
ハーモニーファーム安土にて稲作体験part5
琵琶湖大橋を渡り、見慣れた景色が車窓から見え始めた頃、土手に秋桜が咲いているのが眼に入って来ました。空には鰯雲が空高く拡がっていました。ハーモニーファーム安土に着き、昼食で新米のおにぎりを戴きました。なんと美味しい。みんな何個も頬張り、長靴に履き替え、田圃に向かいました。
先月の夏日での作業が思い出されました。膝近くまで水に浸かり、大汗を掻きながら雑草を抜いていたのが、、、。清々しい風を受けながら、今回は汗も掻かず、鎌で稲刈りをすることが出来ました。なかまのお子さんが楽しそうに手伝っていました。みんな笑顔で見守っています。いい光景でした。雑草を分けながら、刈った稲を藁で巻いていきます。長さを揃え、穂先から20cmのところで巻き、右手で前に引き、同じ方向になるようにして、架けて行きます。何回か来ているので、みんな慣れていて、作業は捗りました。10月は毎週、作業に来ることになると思います。自然の中、身体を動かし、美味しいお米を食べ、なんと健康的なことでしょう。収穫されたお米は11月の京都ダルクフォーラムに紹介出来ると思います。今から、楽しみにしています。次もみんなで頑張ります。
大久保、笠嶋
2011年9月28日水曜日
地域力文化祭に参加して
会場には5000人の来場者があったようです。京都府内の各地から農作物の販売、ものづくりや生活体験のコーナーなど、沢山のブースが出展されていました。ダルクのみんなは、血液年令が判定出来るコーナーに行き、自分の実年令より高いとか、若いとか楽しんでいました。京都弁護士会の方も出展していて、京都ダルクのフォーラムの案内も出来ました。
休憩中には、青空の下、心地よい風を感じながら、季節の移ろいを楽しむことが出来ました。最後には~楽しい地域力アピールに向けた意見交換会~が行われ、今後の交流について話し合われました。
バザールカフェにて
朝晩はすっかり秋らしくなって来ました。虫の音が心地よい季節ですね。京都の紅葉はまだまだ先のようですが、、、。
毎週、木曜日、今出川駅近くのバザールカフェの庭にて午後から野菜作りをしています。8月に植えた種は、葉が出始めていましたが、鳥に食べられてしまいました。今回は卵のパックに種植えし、芽が出てから畑に植え替えることになりました。バザールカフェのスタッフと一緒に、いつものように手慣れたなかまから指導を受け、スコップで耕し、畦を作り、芽を大切にしながら、等間隔になるように植えて行きました。柔らかい日差しを受け、土を触るのは何か健康的に感じ、いいものです。前回の反省を受け、鳥に食べられないように、ネットを張り今回の作業は終了しました。取れた野菜はバザールカフェや、ダルクの昼食で食べれたらいいですね。
厨房の方では、利用者が職業体験をしています。週1回のことですが、キビキビと手際良く働いていました。ダルクでの昼食作りの時も、 段取り良く美味しいご飯を作ってくれています。やはり一日一日の積み重ねが大事なことを教えてくれています。
笠嶋
2011年9月22日木曜日
再乱用防止教育のご紹介
福井刑務所より表彰を受ける
第8回薬物依存症者回復支援セミナー DARSin京都
薬物依存症者の回復を支援するモデルプログラムの紹介とそれを実践するファシリテーターやコーディネーターを養成する。
2011年11月5日(土)6日(日)
5日(土)13:00-20:00
6日(日) 9:30-16:30
龍谷大学セミナーハウス
「ともいき荘」
資料代3,000円+カンパ
【メッセージ】依存症からの回復を支援しているみなさまへ
今回のセミナーの統一テーマは、「分かちあい(SHARING)」です。
みなさんは、日々の活動のなかで、さまざまなトラブルに直面し、難しい問題に向かい合っていると思います。今回は、それぞれがいま抱えている問題を持ちより、それを分かち合うことにしましょう。一つひとつの問題を一緒に考え、解決の糸口をみつける機会にしたいと思います。
まず、わたしたちDARSメンバーから、問題を提起します。みなさんも、ぜひ何かひとつ、課題を持って集まってください。
2011年11月5日(土)6日(日)
5日(土)13:00-20:00
6日(日) 9:30-16:30
龍谷大学セミナーハウス
「ともいき荘」
資料代3,000円+カンパ
【メッセージ】依存症からの回復を支援しているみなさまへ
今回のセミナーの統一テーマは、「分かちあい(SHARING)」です。
みなさんは、日々の活動のなかで、さまざまなトラブルに直面し、難しい問題に向かい合っていると思います。今回は、それぞれがいま抱えている問題を持ちより、それを分かち合うことにしましょう。一つひとつの問題を一緒に考え、解決の糸口をみつける機会にしたいと思います。
まず、わたしたちDARSメンバーから、問題を提起します。みなさんも、ぜひ何かひとつ、課題を持って集まってください。
2011年9月21日水曜日
生活保護を受ける薬物依存症者へのNA(ナルコティクスアノニマス)参加移送費に関して
平成10年5月に総務省の勧告を受けて、厚生労働省は平成11年3月に、民間リハビリテーション施設に通う生活保護者の通所費用について、支給要件を明確化したが、それは不十分なものであった。これは薬物依存症者への自立のため必要かつ有効であると認められるとして民間リハビリテーションセンター(いわゆるダルク)への通所移送費は支給されることとなったが、NAの参加移送費支給については明確化されることはなかった。
これまでアルコール依存症に関しては断酒会等に参加するための交通費支給は「局第7-2(7)ア-(セ)a」に基づいて支給されていた。この中でアルコール依存症者が「断酒を目的とする団体」への参加ということで断酒会だけではなくAA(アルコホーリクス・アノニマス)への移送費も支給されていた。しかし、薬物依存症者がNAの参加するための移送費は基本的に支給されていなかった。一部の福祉事務所や担当者、医療関係者の積極的な自立支援や取り組みにおいて、薬物依存症はアルコール依存も含み、NAがアルコールも薬物の一種と捉え断酒を実践している団体であり、当事者の断酒、断薬に必要かつ有効であることから移送費の支給がなされてきた。ちなみに私自身9年間生活保護を受けていたが今述べたような解釈において支給されてきた。私自身の自立や社会復帰に大きな役割を果たして下さった。この場を借りて感謝を申し上げます。これは今も京都市や大阪市を含む多くの自治体でこのような運用がなされている。この報告において支給決定がなされている福祉事務所で支給中止にならない事を切に願う。
平成11年に、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律(平成11年法律第65号)により,覚せい剤慢性中毒者に関する準用規定(44条)が廃止されるとともに、依存症者が精神障害者に含まれることが明確化された。 よって覚せい剤慢性中毒者を精神保健福祉法の対象外とするものではないことに留意し、これまで精神医療・福祉行政の対応で中途半端であった薬物依存症を医療・福祉の援助対象として明確に位置付けた。総務省の勧告もあり薬物依存症者がダルクへ通所するための移送費が支給されていくようにはなったがNA参加のための移送費は明文化されなかった。
しかし、この事はいまだ生活保護行政において薬物依存症がアルコール依存症と同等の取り扱いをされておらず疾病差別を受けているのではないと考える。精神保健及び精神障害者福祉に関する法律が改正されて10年を過ぎたがそれに合わせて関連法令も整備されてよいはずだが、今回ご報告の移送費に関しての国の対応は理解しがたい。特に地方都市において、NA参加移送費が支給されない取り扱いが多い。
後に平成18年に国会においてもこの問題が指摘されたが、意図的なのか、単なる知識不足なのか、質問と回答にずれがあり、自助グループ(NA)と民間リハビリテーションセンター(ダルク)を混同して回答をしているように思われる。このやり取りは、質問をした前原議員も回答をした政府も質問の内容をよく存じていないのか、どこからか依頼を受けた国会質問であったせいなのか、受けた回答以降踏み込んだやり取りは無いようだ。
ぜひ、皆さんにこの現状を知っていただき生活保護を受ける薬物依存症者が自立や回復のために必要かつ有効であるNA参加のために移送費が支給されることになるようにお力をお貸しいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
― 参考資料 ―
― 生活保護の実施要領 ―
局第7-2
(7) 移送費
ア 移送は、次のいずれかに該当する場合において、他に経費を支出する方法がないときに乗車船券を交付する等なるべく現物給付の方法によって行なうこととし、移送費の範囲は、(ケ)又は(サ)において別に定めるもののほか、必要最小限度の交通費、宿泊料及び飲食物費の額とすること。
この場合、(ア)若しくは(イ)に該当する場合であって実施機関の委託により使役する者があるとき、(ウ)、(オ)、(コ)若しくは(シ)に該当する場合であって付添者を必要とするとき又は(エ)に該当する場合の被扶養者にあっては、その者に要する交通費、宿泊料及び飲食物費並びに日当(実施機関の委託により使役する者について必要がある場合に限る。)についても同様の取扱いとすること。
(イ)から(ス)は省略
(セ) 次のいずれかに該当する場合であってそれがその世帯の自立のため必要かつ有効である
と認められるとき。
a アルコール症若しくはその既往のある者又はその同一世帯員が、断酒を目的とする団体(以下「断酒会」という。)の活動を継続的に活用する場合
b アルコール症又はその既往のある者(同伴する同一世帯員を含む。)が、断酒会の実施する2泊3日以内の宿泊研修会(原則として当該都道府県内に限る。)に参加する場合
c 精神保健福祉センター、保健所等において精神保健福祉業務として行われる社会復帰相談指導事業等の対象者又はその同一世帯員が、その事業を継続的に活用する場合
― 国会での質問と回答 ―
平成十八年十二月十二日提出
質問第二三七号
薬物乱用及び再犯防止対策と治療回復支援に関する質問主意書
提出者 前原誠司
三
ダルク施設入所者の多くが、生活保護費を受給しながら回復プログラムに取り組んでいる。生活保護手帳の中の、第六最低生活費の認定の中の三臨時的一般生活費の(セ)a「アルコール症若しくはその既往のある者又はその同一世帯員が、断酒を目的とする団体の活動を継続的に活用する場合」とあるが、薬物依存症が自助グループに参加するための移送費は明記されておらず、多くの自治体では移送費が支給されない。移送費支給の対象とするよう認定要件の見直しを求めるが、政府の見解は如何。
平成十八年十二月二十二日受領
答弁第二三七号
内閣衆質一六五第二三七号
平成十八年十二月二十二日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員前原誠司君提出薬物乱用及び再犯防止対策と治療回復支援に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
三について
御指摘のとおり「生活保護法による保護の実施要領について」(昭和三十八年四月一日付け社発第二百四十六号厚生省社会局長通知)においては「薬物依存症者」がいわゆる自助グループに参加するための移送費の支給について明記されていないが、当該グループの活動が民間活動として行われるものであっても、国又は地方公共団体から当該活動に対し補助が行われている等の場合で社会復帰に効果が期待できると認められる場合には、当該グループに参加する「薬物依存症者」は、同通知の第六の二の(七)のアの(セ)のcの社会復帰相談指導事業等の対象者に該当し、移送費の支給の対象となるものであり、地方公共団体に対してその旨の周知を図っているところである。
加藤
これまでアルコール依存症に関しては断酒会等に参加するための交通費支給は「局第7-2(7)ア-(セ)a」に基づいて支給されていた。この中でアルコール依存症者が「断酒を目的とする団体」への参加ということで断酒会だけではなくAA(アルコホーリクス・アノニマス)への移送費も支給されていた。しかし、薬物依存症者がNAの参加するための移送費は基本的に支給されていなかった。一部の福祉事務所や担当者、医療関係者の積極的な自立支援や取り組みにおいて、薬物依存症はアルコール依存も含み、NAがアルコールも薬物の一種と捉え断酒を実践している団体であり、当事者の断酒、断薬に必要かつ有効であることから移送費の支給がなされてきた。ちなみに私自身9年間生活保護を受けていたが今述べたような解釈において支給されてきた。私自身の自立や社会復帰に大きな役割を果たして下さった。この場を借りて感謝を申し上げます。これは今も京都市や大阪市を含む多くの自治体でこのような運用がなされている。この報告において支給決定がなされている福祉事務所で支給中止にならない事を切に願う。
平成11年に、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律(平成11年法律第65号)により,覚せい剤慢性中毒者に関する準用規定(44条)が廃止されるとともに、依存症者が精神障害者に含まれることが明確化された。 よって覚せい剤慢性中毒者を精神保健福祉法の対象外とするものではないことに留意し、これまで精神医療・福祉行政の対応で中途半端であった薬物依存症を医療・福祉の援助対象として明確に位置付けた。総務省の勧告もあり薬物依存症者がダルクへ通所するための移送費が支給されていくようにはなったがNA参加のための移送費は明文化されなかった。
しかし、この事はいまだ生活保護行政において薬物依存症がアルコール依存症と同等の取り扱いをされておらず疾病差別を受けているのではないと考える。精神保健及び精神障害者福祉に関する法律が改正されて10年を過ぎたがそれに合わせて関連法令も整備されてよいはずだが、今回ご報告の移送費に関しての国の対応は理解しがたい。特に地方都市において、NA参加移送費が支給されない取り扱いが多い。
後に平成18年に国会においてもこの問題が指摘されたが、意図的なのか、単なる知識不足なのか、質問と回答にずれがあり、自助グループ(NA)と民間リハビリテーションセンター(ダルク)を混同して回答をしているように思われる。このやり取りは、質問をした前原議員も回答をした政府も質問の内容をよく存じていないのか、どこからか依頼を受けた国会質問であったせいなのか、受けた回答以降踏み込んだやり取りは無いようだ。
ぜひ、皆さんにこの現状を知っていただき生活保護を受ける薬物依存症者が自立や回復のために必要かつ有効であるNA参加のために移送費が支給されることになるようにお力をお貸しいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
― 参考資料 ―
― 生活保護の実施要領 ―
局第7-2
(7) 移送費
ア 移送は、次のいずれかに該当する場合において、他に経費を支出する方法がないときに乗車船券を交付する等なるべく現物給付の方法によって行なうこととし、移送費の範囲は、(ケ)又は(サ)において別に定めるもののほか、必要最小限度の交通費、宿泊料及び飲食物費の額とすること。
この場合、(ア)若しくは(イ)に該当する場合であって実施機関の委託により使役する者があるとき、(ウ)、(オ)、(コ)若しくは(シ)に該当する場合であって付添者を必要とするとき又は(エ)に該当する場合の被扶養者にあっては、その者に要する交通費、宿泊料及び飲食物費並びに日当(実施機関の委託により使役する者について必要がある場合に限る。)についても同様の取扱いとすること。
(イ)から(ス)は省略
(セ) 次のいずれかに該当する場合であってそれがその世帯の自立のため必要かつ有効である
と認められるとき。
a アルコール症若しくはその既往のある者又はその同一世帯員が、断酒を目的とする団体(以下「断酒会」という。)の活動を継続的に活用する場合
b アルコール症又はその既往のある者(同伴する同一世帯員を含む。)が、断酒会の実施する2泊3日以内の宿泊研修会(原則として当該都道府県内に限る。)に参加する場合
c 精神保健福祉センター、保健所等において精神保健福祉業務として行われる社会復帰相談指導事業等の対象者又はその同一世帯員が、その事業を継続的に活用する場合
― 国会での質問と回答 ―
平成十八年十二月十二日提出
質問第二三七号
薬物乱用及び再犯防止対策と治療回復支援に関する質問主意書
提出者 前原誠司
三
ダルク施設入所者の多くが、生活保護費を受給しながら回復プログラムに取り組んでいる。生活保護手帳の中の、第六最低生活費の認定の中の三臨時的一般生活費の(セ)a「アルコール症若しくはその既往のある者又はその同一世帯員が、断酒を目的とする団体の活動を継続的に活用する場合」とあるが、薬物依存症が自助グループに参加するための移送費は明記されておらず、多くの自治体では移送費が支給されない。移送費支給の対象とするよう認定要件の見直しを求めるが、政府の見解は如何。
平成十八年十二月二十二日受領
答弁第二三七号
内閣衆質一六五第二三七号
平成十八年十二月二十二日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員前原誠司君提出薬物乱用及び再犯防止対策と治療回復支援に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
三について
御指摘のとおり「生活保護法による保護の実施要領について」(昭和三十八年四月一日付け社発第二百四十六号厚生省社会局長通知)においては「薬物依存症者」がいわゆる自助グループに参加するための移送費の支給について明記されていないが、当該グループの活動が民間活動として行われるものであっても、国又は地方公共団体から当該活動に対し補助が行われている等の場合で社会復帰に効果が期待できると認められる場合には、当該グループに参加する「薬物依存症者」は、同通知の第六の二の(七)のアの(セ)のcの社会復帰相談指導事業等の対象者に該当し、移送費の支給の対象となるものであり、地方公共団体に対してその旨の周知を図っているところである。
加藤
2011年9月18日日曜日
NA関西エリア パブリックインフォメーション・in京都
先日、岡山ダルクからなかまが3泊4日でやって来ました。なんと20年振りの再会です。京都駅で待ち合わせ。お互い年令は重ねましたが、すぐにわかりました。「お久し振りです。」笑顔でハグをしました。ダルクで出逢い、NAミーティングに参加し続けていると、思いも寄らぬ再会があります。嬉しい出来事です。
笠嶋
<イベントのお知らせ>
10月12日(水)13:00から
Narcotics Anonymous=NA(ナルコティクス・アノニマス=匿名の薬物依存者達の集まり)
関西エリア・パブリックインフォメーション(NAの活動を紹介するイベント)が開催されます。
会場は京都市伏見区総合庁舎ホール
(京都市伏見区鷹匠町39番地の2)
交通:近鉄丹波橋駅より西南へ徒歩10分、京阪丹波橋駅より西南へ徒歩8分
京都ダルクの仲間達にとっても、NAミーティングへの参加がDARCにおける重要なプログラムの一つとなっています。
まだまだ、NA(正式名称はNarcotics Anonymous)の活動が知られておりませんが、世界中に広がりを見せる団体です。
行政機関、福祉・医療・教育関係機関、司法関係者やご家族の方、ご本人など薬物問題に関わる方へNAの活動を知っていただける機会です。
Narcotics Anonymous日本
笠嶋
<イベントのお知らせ>
10月12日(水)13:00から
Narcotics Anonymous=NA(ナルコティクス・アノニマス=匿名の薬物依存者達の集まり)
関西エリア・パブリックインフォメーション(NAの活動を紹介するイベント)が開催されます。
会場は京都市伏見区総合庁舎ホール
(京都市伏見区鷹匠町39番地の2)
交通:近鉄丹波橋駅より西南へ徒歩10分、京阪丹波橋駅より西南へ徒歩8分
京都ダルクの仲間達にとっても、NAミーティングへの参加がDARCにおける重要なプログラムの一つとなっています。
まだまだ、NA(正式名称はNarcotics Anonymous)の活動が知られておりませんが、世界中に広がりを見せる団体です。
行政機関、福祉・医療・教育関係機関、司法関係者やご家族の方、ご本人など薬物問題に関わる方へNAの活動を知っていただける機会です。
Narcotics Anonymous日本
2011年9月17日土曜日
NPO法人京都DARC 8周年記念フォーラムご案内
2011年8月29日月曜日
NAフェローシップに参加して
8月も終わりが近づいて来ました。まだまだ残暑は厳しいですが、、、、。
27日(土)琵琶湖畔、近江舞子にてNA関西エリアのフェローシップに30人余りで参加してきました。係りになっているなかまが、一生懸命、準備から頑張っている姿はいつも美しいものです。天気予報を気にしながら、テルテル坊主を吊るし、祈っていました。その甲斐があってか、当日は快晴になりました。7時半にダルクを出発し、滋賀県のなかまと9時に現地で合流。大粒の汗を流しながら、バーベキューコンロを7台用意しました。広島、岡山、大阪、堺のNAメンバーが集い、総勢53名。琵琶湖で泳ぐなかま。初めて逢ったなかま同志がフェローシップを取っている姿も微笑ましいですね。京都ダルクのなかまも7つのコンロに分かれ、其々、炭を熾しバーベキューを楽しんでいました。天気が良く、対岸の景色もきれいに観えていました。お腹が一杯になった後はドッチボールをしたり、ソフトバレーをしたり、日陰でのんびりしたり、「しらふ」で楽しんでいました。みんなの笑顔が一番ですね。
時間もあっという間に過ぎ、15時から片付けに入りました。自己責任を取らずに生きて来たことが多い自分たちにとっては片付けも大事なものです。流石に慣れているなかまが多く、手際良く、あっという間に終わりました。最後にみんなで集合写真を撮り、ハグをしたり、握手をしたり、再会を願いながら、其々の地に戻って行きました。
京都ダルクではいろんなイベントに参加し、みんないい色に日焼けをし、今年も夏が過ぎようとしています。元気な笑顔が何よりのギフトですね。
笠嶋
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