2011年12月7日水曜日
「若者の薬物問題について考える講演会」に参加して
街はイルミネーションが綺麗な季節になって来ました。12月5日(月)立命館大学衣笠キャンパス 創思館にて「若者の薬物問題について考える講演会」が行われました。キャンパス内のもみじが真っ赤に色づいていました。最初の講演では、国立精神・神経医療研究センター病院 医師 小林 桜児氏の「薬物依存症の回復と治療」についてのお話しがありました。薬物依存に陥る要因として、遺伝子(新しいものが好き、感受性が高いなど)関与が40%、環境因子が60% ということでした。さらに、・自己調節機能の形成が出来ていない。⇒「感情の海」を上手く泳げない。⇒甘えたり、頼ったり出来ない。・周りの大人に褒めてもらう、叱ってもらうなどの関係がない。⇒大切にされている感覚を得ていないことが、生き辛さの要因になっている。など医師の観点からのお話しは興味のあるものでした。
京都ダルクからは施設長の加藤が「最初の一回でも多すぎる。千回やっても足りない」というテーマで講演を行いました。若者に蔓延する脱法ドラッグ、大麻について解りやすい講演でした。その後にダルクの利用者によるモデルミーティングを開きました。日頃、慣れているミーティングですが、みんな緊張していたようです。人前で程よい刺激の中、真面目な顔をしながら自分の正直な話しをすることは、自分たちにとってはいい経験になります。
ダルクでは年末に向けて、忘年会、クリスマス会、大そうじ、餅つきなど色んな行事が目白押しです。今年もあと少し。心も身体も健康でありますように。
笠嶋
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