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2011年3月13日日曜日

東日本大震災

金曜日の午後、テレビのニュースを観ていた。東京のスタジオからである。震源は関東と思った。自宅の部屋の電気が揺れていた。すぐに速報が流れた。「震源は宮城県沖、震度7」それからは各地の津波の映像の連続。防波堤を越え、海岸線の街を呑み込んで行く。車が家が流されて行く。未曾有の出来事。

自然の凄さ、恐さを改めて知らされた。人間の無力さを思い知らされた。チェーンメールが届いた。”電気を消して協力しよう”という内容。ヘルツの違う西日本で役に立つのか、誰かに送っていいのか迷ったが思わず転送していた。何が出来るかわからない。秋田ダルク、鶴岡ダルクに電話した。秋田は停電になり、水道も止まっているようで、山形ダルクに避難したようだ。仙台ダルクはみんな無事でいるようだ。

施設長の加藤とのメールで、「どんな援助が出来るかなぁ?」「祈ること、連絡して訊くこと。物資を送っても届かないかも。」とやり取りした。他のスタッフとは「テレビのどのチャンネルも同じで、これこそが電力の無駄使いちゃうの。」ってやり取りも。

今回の地震、津波で被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 さとし

2010年10月12日火曜日

生活保護受給家庭への学力援助の動き

昨日の朝日新聞の記事に目が止まった。「生活保護受給家庭への学力援助へ」低所得者、生活保護受給家庭では、実際、子供が塾へ通える金銭的余裕はないのが現状である。自分自身もかつて、塾に通い、受験戦争を経験し、大学受験で挫折をし、薬物へ逃避していったことがある。今の日本の教育現場では、学力優先、受験の為の勉強が現実で、中学校、高等学校内での授業では、付いて行けず、落ちこぼれ、留年、退学する学生も多い。自分の息子も中学から塾に通い、11時過ぎに帰宅することもあった。
本来、学校とは、集団生活における人間関係の基礎、助け合い、生きていく希望を学ぶ場所であって欲しい。塾へ通うことが出来ない生徒の為に援助し、中卒、高校中退を理由に就職出来ず、薬物依存、ひきこもり、自殺を招く前に予防することは素晴らしい試みと想えるが、、、。

その夜、松本少年刑務所での20代から60代までの受刑者が、中学の学力を身に付け、卒業式を迎えるまでのドキュメントドラマを観た。絶望したからこそ、希望と更生を求めていく姿、それを教える教官の心の変化に感動を覚えた。薬物離脱教育プログラムに参加する中で、心で接して行きたいと改めて感じた。

ダルクでは、薬物を止める方法は教えてくれない。教えてもらったのは、夢と希望を持って、生きていいんだってことである。

2010年9月5日日曜日

薬物依存症からの脱出を!

9月5日(日曜日)放送のラジオの収録に加藤さんと行ってきました。京都DARCの活動報告や、薬物依存症患者を支えるべき家族のケアのサポート、加藤さん本人の体験談などがありました。 是非まだ聞いていらっしゃらない方はこちらからお聞きください。

FM797 KYOTO HAPPY NPO!

happynpo 京都DARC放送分

2010年7月1日木曜日

薬物使用の「犯罪化」は誤った対策、エイズ拡大を助長と専門家

ウィーン宣言:科学的根拠に基づく薬物政策を世界に要請
7月にウィーンで開かれる第18回国際エイズ会議の公式宣言文書になる《ウィーン宣言:科学的根拠に基づく薬物政策を世界に要請》の草案が国際エイズ学会(IAS)などによって作成されました。この宣言にできるだけ多くの科学者の署名を集め、各国の薬物政策の変更を求めるプレッシャーを強めようという署名活動のプレスレリースです。薬物政策の変...
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2010年6月21日月曜日

NHK ハートをつなごう

薬物依存 第2弾

教育テレビ 6月28日(月)、29日(火)午後8時~8時29分
再放送 7月5日(月)、6日(火)正午~12時29分

http://www.nhk.or.jp/heart-net/hearttv/

京都DARCでの活動をNHKが取り上げてくれました。播磨社会復帰促進センター薬物離脱指導での加藤氏の活動や京都DARCに通所しているTさんの生活や、仲間とのミーティングなど回復に必要な過程などを放映します。
是非ご覧ください。

2009年11月18日水曜日

薬物依存者復帰施設「日本ダルク」が来春25周年

11月18日7時56分配信 産経新聞
 覚醒(かくせい)剤や麻薬など薬物依存者の社会復帰をめざす日本初の民間リハビリ施設「日本ダルク」が来年4月、創設25周年を迎える。自らも覚醒剤依存者だった近藤恒夫代表(68)が、その前身である東京ダルクを荒川区に開いたことに始まる。近藤さんは「薬物に依存する人の多くは心に寂しさや痛みを抱えていることを、たくさんの人に知ってもらいたい」と話す。

 全国のダルクでは、薬物依存症者たちが共同生活を送りながらミーティング(グループセラピー)などのリハビリを行っている。卒業生たちがスタッフになる形で各地に広がり、現在は全国の約50施設で約600人が暮らす。

 近藤さんは船会社の社員だった30歳の時に、仕事のストレスなどから覚醒剤を1度使用して以降、覚醒剤が手放せなくなった。39歳のときに覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。拘置所を出所後、回復を誓ってアルコール依存症の回復施設の職員になったが、肝心の薬物依存症患者を助ける施設がなかった。そこで昭和60年4月、支援してくれていた神父が所属する教会近くにあった荒川区東日暮里の一軒家を借り、東京ダルクを開いた。

 薬物依存症患者は今でも社会から排除されがちだが、当時は今より病気への理解がなく、“ヤク中”といわれ、刑務所や病院に閉じこめられてきた。しかし、これまでにダルクの門をたたいた人の多くは、幼いころに肉親の愛情に恵まれないなど不遇な生い立ちを抱えていた。刑務所に入ったりしながら、日陰で暮らさざるを得ない人たちを前に、近藤さんは「良くここまで来たね。もう頑張らなくていいよ」と励まし、全員受け入れてきたという。

 25年間のうちに、全国のダルクで暮らした人は約2500人。そのうち約300人は病気や自殺などで亡くなったが、多くは回復し、社会復帰を果たしているという。

2009年11月17日火曜日

BPO「薬物被害の実態を」 芸能人薬物事件受け(09/11/03)

「青少年への影響を考慮した薬物問題報道についての要望」を公表

青少年委員会は11月2日、青少年と薬物をとりまく社会情勢と、一連の薬物問題報道に対する視聴者からの多数の意見を踏まえ、9月開催の第104回、および 10月開催の第105回委員会で議論を重ねた結果、「青少年への影響を考慮した薬物問題報道についての要望」を公表いたしました。


2009年11月2日  青少年への影響を考慮した薬物問題報道についての要望
放送倫理・番組向上機構【BPO】 放送と青少年に関する委員会

青少年と薬物の現状

警察庁等のデータによると、日本の薬物犯罪は覚せい剤を中心的課題として、大麻事犯の検挙人員は10年前の約2倍に増加しているほか、合成麻薬事犯については押収量が急増しています。また、薬物事犯全体の検挙者数は減少傾向にあるものの、特に青少年については、大麻、MDMA等合成麻薬事犯の検挙人員の6割強を未成年者及び20歳代の若年層が占めており、将来が懸念される事態となっています。
青少年委員会はこうした社会環境を踏まえ、「青少年と薬物」についていかに報道するかは放送事業者にとって重要なテーマのひとつと考えています。

一連の薬物報道について

今夏に起きた芸能人の薬物事件について、各放送局は連日、大変多くの時間をかけて、この事件を報道しました。その報道に対して、BPOには視聴者から500件を超える批判的意見が寄せられました。意見の概要は「芸能人の覚せい剤事件ばかりをいつまで放送し続けるのか。もういい加減にしてほしい」「麻薬や覚せい剤の怖さなどを放送し、その危険性を伝えてほしい。今の放送はただ青少年に興味を与えているだけ」というものです。
青少年委員会ではこうした社会的状況と視聴者意見を踏まえ、「青少年と薬物問題」の専門家から現状について意見を聴く機会を設けた上、委員会で審議した結果、各放送局に対し、以下のことを要望することとしました。

1)
啓発
青少年が薬物の使用に至る主な動機は好奇心であり、薬物被害の本質が知らされていないため、少しくらいなら大丈夫だと思って使用していることが明らかになっています。また、最近は危険な薬物をカタカナやアルファベットで表現することにより、ある種のファッション感覚で安易に薬物に手を染める青少年が増加しているといわれています。
こうした傾向を回避するため、各放送局には薬物報道にあたって、単に事件報道にとどまらず、薬物が個人の健康や社会に与える深刻な被害の実態――薬物が時に緩慢な人間破壊の兵器になっている――を正確に伝え、青少年が薬物について考え、使わない選択に導くための番組制作を要望いたします。

2)
表現
今夏以降の報道のうち、薬物の入手経路、使用方法などの放送上の表現について、「青少年にドラッグや覚せい剤に興味を与えるだけ」などの視聴者意見が届いています。日本民間放送連盟「放送基準」では、第10章の犯罪表現の中で第67条「犯罪の手口を表現する時は、模倣の気持ちを起こさせないように注意する」、第69条「麻薬や覚せい剤などを使用する場面は控え目にし、魅力的に取り扱ってはならない」としています。各放送局は上記放送基準の趣旨を充分に理解した上で番組制作にあたり、青少年に薬物への興味を惹起させるような表現がないよう、極めて慎重な配慮を要望いたします。

3)
多角的報道
薬物をめぐっては規範意識の向上を含めて、極めて多角的な側面があります。大量の薬物を密輸・密売する犯罪組織が存在しその資金源の一部になっていること、薬物使用者ばかりではなく、その家族までもがいつの間にか犠牲になるような事態が生じていること、薬物使用者の治療と社会復帰への支援が必要なことなど、さまざまな社会問題を総合的に解決しない限り、薬物の根絶という課題は解決することはできません。各放送局には、薬物犯罪を犯した個人に焦点を当てるだけでなく、その背景や影響をふくめて多角的に報道し、薬物問題の解決に向けて取り組まれることを要望いたします。
一連の薬物事件について、各放送局では連日にわたって、まさに過熱ともいえる長時間の報道がなされました。本委員会としても一連の報道についての量及び内容に疑問を抱かざるをえないところです。薬物犯罪の背景にある社会問題への怒りを欠いた報道は、青少年に無用な好奇心を抱かせるだけに終わることがあります。「薬物根絶」へ向けての取り組みは現在、社会的要請であり、本委員会は青少年への影響を考慮した報道がなされるべきと考え、以上3点を各放送局に要望することにいたしました。
以上