ぜひ、読んでください。
新しい依存症のかたち
「回復」 へのプログラム
定価1,300 円(本体1,238 円)
ISBN978-4-7917-1220-5
『現代思想 2010年12月号』
【依存症という問い】
四十六年後の問題提起 / なだいなだ
【依存症サバイバル】
「生存戦略」 としての依存症 / 信田さよ子
薬物依存とトラウマ 女性の依存症者を中心に / 宮地尚子
痛みとアディクト / 熊谷晋一郎+綾屋紗月
【討議】
「回復」 につきあいつづける ダルクの度量 / 近藤恒夫+石塚伸一+重田園江
【依存のかたち】
自立と依存の境界侵犯 ポストアディクションの時代 / 挽地康彦
薬物依存とその精神をめぐって 処罰と治療とに響き合うもの / 佐藤哲彦
医療内アディクションと神経化学的自己 / 美馬達哉
依存から出発する正義と平等 キティ 『愛の労働あるいは依存とケアの正議論』 を読む / 牟田和恵
愛のキアスム 食の病と依存 / 野間俊一
マクドナルドにおける従業員たちの組織への密着 / エレーヌ・ヴェベール (訳=伊吹浩一)
【回復へのプログラム】
〈もう一つの知〉 アルコール依存症者たちの体験とスピリチュアリティ / 葛西賢太
ドラッグ・コート制度 / 尾田真言
同床異夢? 依存問題の当事者活動と援助職者の間で / 西村直之
【統制の論理】
主体なき責任の帰属 ドラッグ政策と診断室のカルテ / 山本奈生
日本のドラッグ政策とは何か? 刑罰を伴わない不可視な統制 / 本田宏治
【対策の功罪】
薬物乱用防止五か年戦略の成果と課題 医療化・福祉化の先にあるもの / 丸山泰弘
薬物依存症に対して社会は何ができるか / 村上友一
■研究手帖
外骨(がいこつ)の白眼(しろめ) / 酒井隆史
■現代思想2010 総目次
0 件のコメント:
コメントを投稿