2010年11月30日火曜日
東福寺まで歩こう会
京都の山並みが美しく色づいています。使っている頃は、目に観えるものにさえ感動することもなくなっていた依存症者も多いはずです。自分もその一人ですが、、、。今はダルクの前にある公園の樹々にも季節の移ろいを楽しませてもらっています。
ダルクでは「歩こう会」と称して、みんなで清水寺、伏見稲荷などを散策します。歩くこと、観ること、自然に触れること、分かち合うことが回復していくにはいいことだと思います。初めの内は面倒臭いことですが、、、。
先日、陽射しが気持ちいい日に東福寺まで、出掛けました。片道45分の道のりです。京阪電車横の疎水沿いを歩きながら、駅でいうと3つの区間を談笑しながら、結構いい運動です。「まだかぁー?。」「もうすぐやで。」ちょっと疲れた頃に、東福寺の紅葉が目に入って来ました。疲れを忘れる程、みごとな朱色です。松の緑と椛の朱、美しいコントラスト。創建七五〇年の歴史があるそうです。東大寺の東、興福寺の福の二文字をとり、東福寺と称し造営されたそうです。一番の見所は通天橋から観える紅葉。黄金色に染まる珍しい三つ葉楓は宗から伝えられた唐楓といわれています。
初めは疲れていたみんなの顔が、笑顔に変わっていました。帰り道の足取りも軽く、心地良い気分でダルクに戻って来ました。「今日は結構、歩いたから良く寝れるわぁー。」そんななかまの声を聴くと嬉しくなります。今度は何処へ行きましょう。
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