2012年2月22日水曜日
伏見区民のつどい・2012に参加
2月20日(月)龍谷大学 深草キャンパスにて、京都市南部障害者地域自立支援協議会の主催で「障がい児者の地域生活支援を考える伏見区民のつどい・2012」が開催されました。深草キャンパスは京都ダルクから、徒歩5分のところにあるので、みんなで歩きながら参加することが出来ました。今回は「浦河べてるの家」(北海道浦河町にある精神障がい等を抱えた当事者の地域活動拠点で、~生活・働く場・ケア~の共同体という3つの性格を持っています。)の向谷地 生良さんと当事者の方たちの講演がありました。
メンバー同士で病気や共同生活についてのミーティングを重ね、自分の病気を自分で研究する「当事者研究」が盛んで、仲間や関係者と共に、自ら抱える生きづらさや、生活上の課題を「研究者」の視点から解き明かし、”自分の助け方”を見い出すという”生きること”と考えること”の研究活動の報告が行われています。当事者を交えた講演ではそれぞれの病気を受け入れ、自分たちでニックネームを作り、一緒に楽しく生きる術を教えてもらったような気がします。
ダルクのプログラムもミーティングを核とし、自分たちの正直な話しをし、回復と希望を分かち合うということでは、「当事者研究」と相通ずるものが有ると感じながら、聞くことが出来ました。
地域の活動報告として、京都ダルク施設長 加藤 武士からのお話しもありました。
笠嶋 敏
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