自己紹介

自分の写真
〒612-0029  京都市伏見区深草西浦町6-1-2  サンリッチ西浦1F tel・fax 075-645-7105

2012年2月10日金曜日

バザールカフェにて













京都は吹雪いたり、風が冷たかったり、本格的な冬がやって来ました。暦では「立春」が過ぎましたが、、、。

先日、ニュースで「去年の覚せい剤押収量が過去、最高」という紙面を見ました。単純に、よく捕まえたのか、使用する人が増えたのかわかりませんが。

寒い中、今週もバザールカフェに出掛けました。朝からお手伝いをしているなかまはテキパキと動いています。いい笑顔をしていました。打ち合わせを終え、今回は藤棚の支柱にする丸太、腐葉土、石灰、チューリップの球根を買いに行きました。藤棚の補修はかなり大変そうですよー。花壇作りは楽しいですね。ホームセンターには、春の花が並んでいました。チューリップの球根はそれぞれ好きな色を選びました。咲くのが楽しみです。

作業も終わり、サプライズがありました。朝からアルバイトしているなかまが、ケーキを作ってくれていました。ガトーショコラの美味しいものでした。バザールカフェの方がきれいに盛り付けしてくださり、ローソクまで立ててくれました。嬉しい出来事です。

人への思いやり、感謝、喜びの共有など、使っていた頃の自分たちには、忘れ去られた心でした。新しい人との繋がりを作るたねには、心と心の繋がりですね。

   笠嶋 敏

(問8-27) ダルク入寮者に対する保護の適用

生活保護運用事例集2006年(平成22年度修正版)
東京都福祉保健局生活福祉部保護課

(問8-27) ダルク入寮者に対する保護の適用
薬物依存症の被保護者がダルクに入寮した場合の保護の取扱いについて、示されたい。

ダルク入寮者に対しては、次のとおり取り扱う。
1 一般生活費については、施設所在地の級地を適用し、1 類、2 類及び住宅費(寮費等の名目で徴収される住宅費の実費を施設所在地の住宅扶助基準限度額の範囲内)を認定する。加算については、在宅者にかかる加算を認定する。
2 単身の者が従前の住居について、入寮中も従来どおり住宅費を支出しなければならない生活実態にある場合は、ダルクの住居費と従前の住宅費とを合算した額について、住宅扶助基準限度額の範囲内において認定することとして差し支えない。この場合の住宅扶助基準限度額は施設所在地の基準ではなく、従前の住居に適用される住宅扶助の基準とする。
この扱いは、入院患者に対する住宅基準の計上と同様、原則として入所予定期間が6か月未満の場合に適用できる。
3 出身世帯のある者が入寮した場合においては、入寮期間中は当該入寮者のみの基準を別途認定する。
4 入寮期間中に施設外のNA 等の活動に参加する場合は、別途移送費を計上できる。(局第 6-2-(7)-ア-(セ)-C)

以前、 2008年の生活保護手帳別冊問答集と表記しておりましたが上記事例集からの転記となります。
関係各位にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

2012年2月9日木曜日

DARSin沖縄セミナー&国際シンポジウム

DARSin沖縄セミナー&国際シンポジウム
チラシはリンクをクリックしてください。


第10回薬物依存症者回復支援セミナー
(主催:龍谷大学矯正・保護総合センター/協力:DARS、沖縄ダルクほか)
テーマ「処罰から治療へ、そして真の社会参加をめざして~沖縄ダルク18年のあゆみ~」
趣 旨:第10回セミナーのテーマは、処罰から治療へ、そして真の社会参加をめざして」です。日本の薬物対策は、長い間、厳しい処罰と威嚇に支配されてきました。しかし、ダルクの登場によって、薬物依存の治療は大きく変化しました。その中で、多くの回復者が、ダルクから巣立っていきました。沖縄ダルク18年の活動は、まさにこのような動きを反映しています。そして、いま、回復者たちは、真の社会参加を求めて、新たなスタートラインに立とうとしています。
 今回は、沖縄の薬物問題の来し方、行く末を医療、福祉、司法そして公共政策の観点から考えてみることにしたいと思います。

【国際シンポジウム】〔沖縄から東アジアへのメッセージ〕
「日本版ドラッグ・コートを越えて~処罰から治療へ、そして真の社会参加をめざして~」
〔Message from OKINAWA to East Asia〕
“Beyond Japanese Drug Court:
From Punishment to Treatment, and toward Recovery“

趣 旨:わたしたちの共同研究グループは、これまで、10数年余の間、さまざまな研究助成を受けて、日本における薬物対策の問題を分析・検討してきました。この3年間は、文部科学省科学研究費の助成を得て、「薬物依存症者回復のための総合的研究~ドラッグ・コート導入のアクションプラン~」(2009~11年度科学研究助成基盤研究(B))についての共同研究を実施してきました。
今回のシンポジウムのは、その総括にあたるもので、多くの方がたにわたしたちの研究成果を報告させていただきたいと思っています。

提 案:結論は、まず、薬物の使用や所持を処罰し、刑事司法の中で薬物依存からの回復を考えようとする「日本版ドラッグ・コート」のスキームには限界があるということです。そして、いまひとつ、薬物依存症からの回復は、ただ単に使用が止まっているということではなく、本当の意味での社会参加が実現するということだということです。

そのために、新たにわたしたちが目指そうとしているアプローチは、インジャリー・プリヴェンション(injury prevention)と呼ばれている政策構想であり、この考え方を日本、韓国、台湾、中国、フィリピンなどの東アジア地域に広め、ドラッグ・コートを越えた新たな薬物対策を構築していくことにあります。今回のシンポジウムでは、「ドラッグ・コートを越えて」をテーマに新たなスキームを提案したいと思っています。

なお、シンポジウムには、 OPEN SOCIETY INSTITUTE (OSI)・Global Drug Policy programの支援を受けています。

薬物を使わない新しい仲間をつくることが大切です。


厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」総合サイト
こころの健康や病気、支援やサービスに関するウェブサイト

ぜひご覧になってください。

薬物依存症の治療法の部分を転記させていただきました。

薬物依存を「治す」特効薬は、残念ながらいまだにありません。いったん異常となったA10神経系は、半永久的に元には戻らない可能性があるとされています。これは、慢性疾患としての糖尿病や高血圧症に近い状態だと考えられます。

糖尿病では、食事療法、薬物療法によって血糖のコントロールを維持することが治療です。薬物依存症の場合には、まず薬物の使用を断ち、その後は渇望に打ち勝ちながら、再使用しないように自己コントロールし続けることが治療となります。そのために実行すべきことは、それまでの薬物使用に関係していた状況(人間関係、場所、お金、感情、ストレスなど)を整理・清算し、薬物を使わない生活を持続させることです。
ただし、これらのことを一人で実行し続けることは、ほとんど不可能に近いとされています。持続させるためには、これらの整理・清算を、認知行動療法を取り入れた治療プログラムで体系的に習得させてくれる医療施設・相談所に通い続けるか、ダルク(Drug Addiction Rehabilitation Center)やNA(Narcotic Anonymous)などの自助活動に参加し続け、同時に、薬物を使わない新しい仲間をつくることが大切です。 「認知行動療法をひと通り受けたから、もう大丈夫」「何回通ったから、もういい」ということではありません。参加し続けることが、糖尿病治療のためのインスリン治療を続けることと同じなのだと考える必要があります。
A10神経系を「治す」ことは不可能かもしれません。しかし、社会生活上まったく問題のない「回復者」になることはできます。禁煙者がそうです。「回復」のためには、「回復者」を知ることが力になります。

2012年1月29日日曜日

京都マック開設21周年感謝の集いに参加


今日は大阪マラソンが開催されています。大阪ダルクのなかまがハーフマラソンに出ているようです。がんばれ!!

28日、京都マック(アルコール依存症者などの回復施設)の感謝の集いに京都ダルクから19名で参加して来ました。京都マックとは、日頃、ソフトボール、ソフトバレーなどで、交流があります。開設21周年、おめでとうございます。

~あきらめないで~回復への希望 というテーマで開催されました。講演では、市岡 裕子さん(故・岡 八朗さんの長女)の絶望からの再起へのお話しがありました。アルコール依存症者の家族としての壮絶な体験談は、家族を巻き込み苦しめた自分にとっては、心を打たれるものでした。「愛されたいという感情は自然なこと、執着しないこと、傷つけて来たと思う人を赦すことの大切さ、人の良いところを3つ思い浮かべることで、自分の心が自由になる。」という言葉には重みを感じさせられました。

別室では、舞妓さんによる「お茶」の振る舞いがありました。芸妓さんによるパフォーマンスもありました。京都らしさですね。パネルディスカッションでは京都ダルク施設長の加藤も参加し、それぞれの活動、パネラーそれぞれの立場としての関わり方、依存症と処方薬の問題などが話されました。

依存症本人として、利用者と関わるスタッフとして、色々、考えさせていただきました。ありがとうございます。

   笠嶋 敏

2012年1月27日金曜日

2012がスタート!!
















今年に入り、初のブログです。今年も宜しく、ご指導、ご鞭撻の程、お願い致します。

加古川刑務所の薬物離脱教育に参加しました。尾道刑務支所にも出掛けました。京都ダルクでは京都刑務所、播磨社会復帰促進センター、福井刑務所、京都拘置所に参加しています。矯正施設からの出所後、定着支援センターから、保護観察所から、自ら、ダルクに助けを求めて来る相談者が増えています。今後、執行猶予制度が進めば、ダルクの役割りは益々、社会の中で増えていくでしょう。

京都ダルクに保釈中に毎日、通所していたなかまの公判がありました。執行猶予で矯正施設に入ることなく、これからもダルクでプログラムを一緒に出来ることになりました。嬉しい出来事です。みんな喜んでいました。本人の笑顔が一番でした。ハグをし「これからが始まりやね。」って会話を交わしました。

毎週、木曜日に行っているバザールカフェにも26日、行きました。利用者2人が朝からお手伝いに行っています。
今回は夏みかんを高枝切りバサミで実を採る作業と、いちょうなどの落ち葉の掃除でした。去年、植えた野菜も収穫出来たようです。夏みかんで作った「マーマレード」を戴きました。少し苦味がある大人の味です。美味しいですよ。ダルクにお裾分けしてもらいました。あっという間になくなるでしょう。

今年も色んな行事、プログラム、出逢い、別れがあると思います。京都ダルクを見守って下さい。

   笠嶋 敏

2012年1月15日日曜日

家族プログラム2011年12月

あっという間に、2012年も2週間が過ぎました。年末年始や連休も終わり、少しずつ「いつもの暮らし」が戻ってきました。今年も、京都ダルク「薬物依存症者の家族の心理ケア事業」へのご支援をよろしくお願いいたします。

さて、12月の「家族プログラム」の報告をさせていただきます。12月は「家族プログラム」の日が25日でした。クリスマスやお正月は、よくも悪くも「家族」を意識する季節だと思います。そんななか、12月の家族プログラムには、14名の方がおみえになりました。12月のテーマは「薬物依存症~回復」でした。薬物依存症からの回復は、生き方を修正していく作業の連続です。また、一直線に「回復の道」を進みゴールにたどり着くというものではありません。ご家族の方が、依存症者に“早く回復の道を歩み出して欲しい”と願うのは当然だと思います。でも、「回復の道を歩き始める=終わり」ではありません。依存症者との関係を大切にするため、そして依存症者を「見守る」ためには、ご家族の方が、回復をどういう作業を積み重ねていくことなのかを理解していることが大事だと思います。また、依存症者がどのような「生きづらさ」を抱えているかを理解することは、回復は生き方の修正をしていく道だということをより理解しやすくなると思います。

 依存症に振り回されることなく、依存症者も自分も大切にしていくためには、ご家族が孤立状況から抜け出し、仲間とつながり安心感を取り戻すことが大切です。「家族プログラム」は、依存症に振り回され見失ってしまった《自分自身を取り戻すための場》、そして気が抜けない日常生活のなかでの《息抜きの場》、“あそこがあるから”ともう少しだけがんばる《力の源となるような場》、また《頑張らない自分を許せる場》など、それぞれの参加者のなかで異なる場の機能を持っていると思います。そのように、《その時の自分》に合わせて、参加者のみなさんが「自分のために利用できる場」であることを大切に、今年1年も「家族プログラム」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

家族ケア(地域創造基金)