お正月も過ぎ、慌ただしい日常が戻ってきました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、昨年最後の「家族プログラム」を12月26日に行いました。年の瀬のバタバタと忙しい時期でしたが、9名の方がご参加くださいました。
12月のテーマは「薬物依存と家族」でした。身近な人の薬物問題が、ご家族に及ぼす心理的影響について話をさせていただきました。その後、日頃、依存症者と関わるなかで、ご家族の方が感じていらっしゃる「これでいいのかなぁ?」「私はもっと他の関わり方をした方がいいのではないか?」「私の関わり方は間違っているのではないか?」などの心細さや不安を語り合いました。
依存症者に早く回復して欲しいという思いは、ご家族の方に共通しています。でも、ご家族の方が期待するペースで依存症者は回復していかない現実もあります。だからこそ、ご家族が孤立をしないことや、依存症者と関わりながら感じる正直な気持ちを分かち合うことが大切だと思います。「家族プログラム」は、ご家族の方が、(他の場所では)なかなか話す機会がないご自分の気持ちを安心して話せる場所であることを大事にしていきたいと思っています。
グループでは話しにくい方、自分の気持ちがわかりにくい方、もやもやしてうまく言葉にできない方など、ご自分のペースでゆっくり言葉にしていく作業をカウンセラーがサポートします。個人カウンセリングをご利用ください。ご予約は京都DARCまで。
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