昨日の雨で京都の桜も散り始めています。川面に落ちた花びらも美しいものです。桜は色んな表情を魅せてくれますね。
4月9日、京都ダルクでは、京都府立植物園にお花見に出掛けました。ダルクから30分、なかまのお子さんも含め、24名。入口を入ると真っ赤なチューリップが咲いていました。春ですね。桜の木の下にブルーシートを敷き、みんなで季節を楽しみました。園内を散策するなかま、ゆっくり寝ころんでいるなかま、弁当を美味しそうに食べているなかま。それぞれ思い思いに春の一日を楽しみました。矯正施設から出てきて間もないなかまは「久しぶりに桜を観れて嬉しいですよ。」って話してくれました。お酒もなく、お茶やコーラで楽しむ花見は、初めての利用者には、不思議な思いがあると思います。自分もかつてそう感じたことがあります。”しらふ”で色んなことを経験し、楽しむ。
クスリなしで、生きて行く。ひとりでは大変なことも、新しい生き方を見つけたなかまとなら、出来るかも知れない。ダルクのレクリエーションにはそんな想いが含まれています。
笠嶋
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