自己紹介

自分の写真
〒612-0029  京都市伏見区深草西浦町6-1-2  サンリッチ西浦1F tel・fax 075-645-7105

2011年3月4日金曜日

京都DARC ホームページ更新

ニュースレターNo.41号をUPしました。

拝啓 立春とは名ばかりで寒い毎日が続いております。皆様にとってどんなお正月だったでしょうか。旧年中は、多くの支援者に支えられ7 周年記念フォーラムも成功裡に終えることができました。沢山の仲間、支援者とフォーラムを共有できたことに感謝しております。

そのフォーラムでも挨拶がありましたが、阪本が12 月に兵庫ダルクを立ち上げるべく退職、後任に新たなスタッフを採用いたしました。タケこと大久保猛とヒロこと淀宏の2 名です。至らないところも多々あるとは思いますが、良きスタッフとなるようご指導ください。

昨年の仲間との出来事を振り返りますと刑務所から多くの仲間がつながってきました。お正月に気兼ねなく帰れる実家のない者、帰らないほうが良い仲間がおりました。この年末年始の京都ダルクはカレンダー通りに12 月26 日(日)と1 月2 日(日)のみをお休みとし、多くの仲間とともに年末年始を過ごしました。年末には支援者より餅つき用のセットをお借りし、12 月30 日に小雨が降る中、仲間たちと餅つきをしました。

みんなが少しずつ役割を担い、初めて餅つきをする仲間もおり、喧々諤々、和気あいあいと楽しく、おいしいお餅をつくことが出来ました。おまわりさんが来て注意を受けたりもしましたが、道行く人がときどき足を止め餅つきを懐かしそうに見て行ってくれました。タイミングが合わず、その人たちにつきたてのおもちを食べていただけなかったのが残念ですね。年が明け、おせちにお雑煮、初詣、銭湯での初風呂、仲間同士のトラブルと和解、色々あるけど、お酒や薬物を使わず、仲間たちと良い新年を迎えられたと思います。

今年は京都府の「薬物乱用のない社会づくりきょうとふプラン-京都府薬物乱用防止中期戦略-」も始まるようです。また、刑務所出所の高齢者や障がい者を支援する、地域生活定着支援センターもいよいよ動き出すと聞いております。さらに薬物を使わずに新しい生き方を始めようとする仲間への環境も整いつつあります。こういった支援は結果的に多くの市民が安全に安心して暮らしていく社会を作る一助になると信じています。

ダルクにおいても、回復した仲間の就労の場やミーティング以外にやりがいや楽しみのある場を作っていきたいと考えております。昨年よりレザークラフトを始めておりますが、それ以外にも農業などできればよいなと思っています。

ぜひ、皆様のお知恵とお力を今後ともお貸しいただけるようお願い申し上げます。皆様にとって新しい年が希望に満ちた幸多き年となりますようにお祈りいたします。
敬具

0 件のコメント:

コメントを投稿