学校はいよいよ夏休ですね。高校野球やスポーツ、親子や友人たちと海や山を楽しんでくれるとよいのですが、なかには良くない出会いをしてしまうこともこの時期に多くなります。
京都DARCでは開設当初から、学校での薬物乱用防止講演に講師派遣をしています。これまでの薬物乱用防止教育は、薬物の恐ろしさだけ伝えていましたが、私たちは、本当に薬物が引き起こす問題を伝え、使う、使わないと、生徒自身が自己決定していくことが大事だと考えています。自分の体験談を話すことで、薬物は使わない方がいいなと思ってもらえるようなことを伝えたいと思っています。また、薬物はおどろおどろしいものとして教わることが多いと思いますが、実際に薬物を使い始めるきっかけは身近な友人から紹介されることが多いのです。そして、恐ろしいものとして聞いてきた話と、目の前で楽しんでいる友人を見たときに「一回だけなら」、「少しぐらいなら」と思い、「自分はやらない」と断り切れずに使いだしてしまいます。そういう現実も知ってもらうために、自分たちの体験を聞いてもらって、遠い世界の話しではなく、身近になることとして考えてもらえるように話しています。
薬物乱用防止学校講演事業では、寄付が15万円集まる毎に、講師派遣を希望する学校を公募します。現在、寄付が10万円です。あと、5万円で第1回目の公募がスタートします。ご支援を、よろしくお願いします。
薬物乱用防止学校講演事業
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