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2009年11月18日水曜日

薬物依存者復帰施設「日本ダルク」が来春25周年

11月18日7時56分配信 産経新聞
 覚醒(かくせい)剤や麻薬など薬物依存者の社会復帰をめざす日本初の民間リハビリ施設「日本ダルク」が来年4月、創設25周年を迎える。自らも覚醒剤依存者だった近藤恒夫代表(68)が、その前身である東京ダルクを荒川区に開いたことに始まる。近藤さんは「薬物に依存する人の多くは心に寂しさや痛みを抱えていることを、たくさんの人に知ってもらいたい」と話す。

 全国のダルクでは、薬物依存症者たちが共同生活を送りながらミーティング(グループセラピー)などのリハビリを行っている。卒業生たちがスタッフになる形で各地に広がり、現在は全国の約50施設で約600人が暮らす。

 近藤さんは船会社の社員だった30歳の時に、仕事のストレスなどから覚醒剤を1度使用して以降、覚醒剤が手放せなくなった。39歳のときに覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。拘置所を出所後、回復を誓ってアルコール依存症の回復施設の職員になったが、肝心の薬物依存症患者を助ける施設がなかった。そこで昭和60年4月、支援してくれていた神父が所属する教会近くにあった荒川区東日暮里の一軒家を借り、東京ダルクを開いた。

 薬物依存症患者は今でも社会から排除されがちだが、当時は今より病気への理解がなく、“ヤク中”といわれ、刑務所や病院に閉じこめられてきた。しかし、これまでにダルクの門をたたいた人の多くは、幼いころに肉親の愛情に恵まれないなど不遇な生い立ちを抱えていた。刑務所に入ったりしながら、日陰で暮らさざるを得ない人たちを前に、近藤さんは「良くここまで来たね。もう頑張らなくていいよ」と励まし、全員受け入れてきたという。

 25年間のうちに、全国のダルクで暮らした人は約2500人。そのうち約300人は病気や自殺などで亡くなったが、多くは回復し、社会復帰を果たしているという。

2009年11月17日火曜日

BPO「薬物被害の実態を」 芸能人薬物事件受け(09/11/03)

「青少年への影響を考慮した薬物問題報道についての要望」を公表

青少年委員会は11月2日、青少年と薬物をとりまく社会情勢と、一連の薬物問題報道に対する視聴者からの多数の意見を踏まえ、9月開催の第104回、および 10月開催の第105回委員会で議論を重ねた結果、「青少年への影響を考慮した薬物問題報道についての要望」を公表いたしました。


2009年11月2日  青少年への影響を考慮した薬物問題報道についての要望
放送倫理・番組向上機構【BPO】 放送と青少年に関する委員会

青少年と薬物の現状

警察庁等のデータによると、日本の薬物犯罪は覚せい剤を中心的課題として、大麻事犯の検挙人員は10年前の約2倍に増加しているほか、合成麻薬事犯については押収量が急増しています。また、薬物事犯全体の検挙者数は減少傾向にあるものの、特に青少年については、大麻、MDMA等合成麻薬事犯の検挙人員の6割強を未成年者及び20歳代の若年層が占めており、将来が懸念される事態となっています。
青少年委員会はこうした社会環境を踏まえ、「青少年と薬物」についていかに報道するかは放送事業者にとって重要なテーマのひとつと考えています。

一連の薬物報道について

今夏に起きた芸能人の薬物事件について、各放送局は連日、大変多くの時間をかけて、この事件を報道しました。その報道に対して、BPOには視聴者から500件を超える批判的意見が寄せられました。意見の概要は「芸能人の覚せい剤事件ばかりをいつまで放送し続けるのか。もういい加減にしてほしい」「麻薬や覚せい剤の怖さなどを放送し、その危険性を伝えてほしい。今の放送はただ青少年に興味を与えているだけ」というものです。
青少年委員会ではこうした社会的状況と視聴者意見を踏まえ、「青少年と薬物問題」の専門家から現状について意見を聴く機会を設けた上、委員会で審議した結果、各放送局に対し、以下のことを要望することとしました。

1)
啓発
青少年が薬物の使用に至る主な動機は好奇心であり、薬物被害の本質が知らされていないため、少しくらいなら大丈夫だと思って使用していることが明らかになっています。また、最近は危険な薬物をカタカナやアルファベットで表現することにより、ある種のファッション感覚で安易に薬物に手を染める青少年が増加しているといわれています。
こうした傾向を回避するため、各放送局には薬物報道にあたって、単に事件報道にとどまらず、薬物が個人の健康や社会に与える深刻な被害の実態――薬物が時に緩慢な人間破壊の兵器になっている――を正確に伝え、青少年が薬物について考え、使わない選択に導くための番組制作を要望いたします。

2)
表現
今夏以降の報道のうち、薬物の入手経路、使用方法などの放送上の表現について、「青少年にドラッグや覚せい剤に興味を与えるだけ」などの視聴者意見が届いています。日本民間放送連盟「放送基準」では、第10章の犯罪表現の中で第67条「犯罪の手口を表現する時は、模倣の気持ちを起こさせないように注意する」、第69条「麻薬や覚せい剤などを使用する場面は控え目にし、魅力的に取り扱ってはならない」としています。各放送局は上記放送基準の趣旨を充分に理解した上で番組制作にあたり、青少年に薬物への興味を惹起させるような表現がないよう、極めて慎重な配慮を要望いたします。

3)
多角的報道
薬物をめぐっては規範意識の向上を含めて、極めて多角的な側面があります。大量の薬物を密輸・密売する犯罪組織が存在しその資金源の一部になっていること、薬物使用者ばかりではなく、その家族までもがいつの間にか犠牲になるような事態が生じていること、薬物使用者の治療と社会復帰への支援が必要なことなど、さまざまな社会問題を総合的に解決しない限り、薬物の根絶という課題は解決することはできません。各放送局には、薬物犯罪を犯した個人に焦点を当てるだけでなく、その背景や影響をふくめて多角的に報道し、薬物問題の解決に向けて取り組まれることを要望いたします。
一連の薬物事件について、各放送局では連日にわたって、まさに過熱ともいえる長時間の報道がなされました。本委員会としても一連の報道についての量及び内容に疑問を抱かざるをえないところです。薬物犯罪の背景にある社会問題への怒りを欠いた報道は、青少年に無用な好奇心を抱かせるだけに終わることがあります。「薬物根絶」へ向けての取り組みは現在、社会的要請であり、本委員会は青少年への影響を考慮した報道がなされるべきと考え、以上3点を各放送局に要望することにいたしました。
以上

2009年5月11日月曜日

イベント情報

◇イベント情報◇
Narcotics Anonymous パブリックインフォメーションin堺

「新しい生き方」

もはや薬物があってもなくても、人間として正常な働きができない限界までたどり着いたとき、みな同じ窮地に陥る。
・・・・最後の最後まで突っ走って刑務所か病院や施設か墓場まで行き着くか、あるいは、新しい生き方への道をさがすかだ。
私たちは新たな生き方を見出した。今日、自分を愛し、そして愛情をもってほかの人たちに役立つことをしよう。

日程:2009年7月10日(金)13:30 -16:30
会場:ウェスティ(西文化会館)セミナールーム
堺市西区鳳東町6-600
会場案内:http://www.sakai-bunshin.com/nishi/index.html
参加費:無料
定員:120名
交通案内:JR阪和線「鳳」駅下車徒歩7分南海高野線「堺東」駅、「北野田」駅、泉北高速鉄道「栂・美木多」駅、南海線「浜寺公園」駅から南海バス乗車、「西区役所前」下車すぐ
問い合わせ:NA関西エリア・フォンライン:080-5703-4121

2009年4月22日水曜日

つまずきの後で


この間の報道で「大麻は恐ろしく絶対ダメでそういった犯罪者は排除しよう。」というような内容や風が多かったが京都新聞はもう少し違った切る口で取り扱ってくれているのをありがたく思う。

京都の大学でも事件は起きたがその後、その学生はどうなっているのだろうか。

今日、大阪刑務所で受刑している仲間に面会に行った。少し痩せたが顔色もよく穏やかな表情でダルクで暮らす仲間のことを心配してくれていた。面会者も制約があり、私ぐらいなのか、とめどなく話しかけてきて質問攻めにあう。元気そうでよかった。

待合室で他のご家族にもばったり出会った。ずいぶんと沈んだ表情だった。何度も面会に来るが、本人の状態が良くないのか面会をたびたび断られているとのことだった。(面会できるか、できないかは刑務所まで来て面会申し込みをして初めて可否を回答してくれる。電話等では答えてくれない。)

今年の夏に出所されるとのことだったので、「また、いつでも相談を受けますよ」と伝えDARCに戻ってきた。

2009年2月6日金曜日

ダルク対抗ソフトボール2009

2009年のプレーイボールが始まりました

毎年恒例のダルク対抗ソフトボール試合が大阪でありました、今回は2チームで大阪 対 京都で試合お行いました、試合は撃ち合いの結果、京都は7対9で完敗しましたがでも勝ち負けよりも薬の事も忘れて野球に専念してる仲間が印象的でした。

またよその施設との対抗試合の申込をお待ちしてます^^

ソフトバレー  ソフトボール  など京都はなかなかやりますのでよろしくです。

2009年2月3日火曜日

日本の現状を批判!?

法律で規制されている薬物だけが危険ではなく、それ以外にもたくさんの危険な薬物がある現状を伝え、この問題を国(法律)だけに任せるのではなく、地域、家庭、学校などの取組で解決してゆくべきではないでしょうかと言いたかった。批判はするつもりではなかった。

仮釈放で社会奉仕活動


一部執行猶予、薬物犯ら対象…法務省試案
 法務省は、罪が比較的軽い受刑者について、懲役や禁固刑の一部の執行を猶予して社会の中で更生させる「一部執行猶予制度」と、保護観察対象者に社会貢献活動を命じる「社会奉仕命令制度」に関して試案をまとめ、29日、法制審議会の部会に示した。法制審は今後、議論を進め、早ければ9月までに答申をまとめる。
 試案によると、一部執行猶予制度は、刑務所に初めて入る人や薬物使用者らが、3年以下の懲役や禁固の判決を受ける場合、一部の執行を猶予し、社会で生活させるもの。例えば、判決は「懲役3年、うち最後の1年は3年間執行を猶予する」などと言い渡されるとみられる。
 薬物使用者は、薬物の誘惑がある社会で更生させることが真の更生につながるという考えから対象に入った。猶予期間中は保護観察所で薬物防止プログラムなどを受けつつ、薬物を使わない生活を身につける。
 この一部執行猶予は、判決の時点で社会に戻る時期が決まるため、刑務所で改悛(かいしゅん)が認められるなどして出所が決まる仮釈放とは異なる。
 一方、社会奉仕命令は、保護観察付き執行猶予の判決を受けた人や仮釈放者ら保護観察対象者に、公共施設の清掃や福祉施設でのボランティアなど社会貢献活動を命じるもの。社会の一員としての自覚を持たせることが狙いで、対象者の適性を見て命令を出す。
 海外では、一部執行猶予がフランス、社会奉仕命令はドイツで行われている。
(2009年1月29日22時25分 読売新聞)

2009年1月22日木曜日

木曜日のダルク


朝、デイセンターに来ると、しばらく見てない仲間が椅子に座っていました。話を聞くと、もういちど回復のプログラムをやり直したいと話してくれました。検査のため一旦入院となりましたが、彼のやつれた顔を見ると、苦しかったんだろうなぁと思いました。と同時に以前の自分の姿を思い出しました。早く退院して、又一緒にやって行こうと声を掛けました。彼は笑顔で握手をしてくれました。とても嬉しかったです。早く戻って来いよ!と心の中で思いました。
今日は舞鶴医療センターへメッセージに行っている仲間もおり、デイセンターはいつもより静かな感じです。

2009年1月21日水曜日

水曜日のダルク

こんにちは今日は水曜日のダルクの様子を聞いてみましょう(^^)

アディクトのYO君からです。
 今日の午前のミティーングは、テーマ「一体性」でした。仲間との一体性がどうやったら、生まれる話ができるか?すごく考えました。仕事の人と、生活する人の気持ちや意見を大切にしないといけないと想いました。 
 昼の食事を作る様子の写真です。 

今日のお昼から普通のミティーングがあります。
ありがとうございました。


2009年1月20日火曜日

火曜日のダルク

こんにちは今日は火曜日のダルクを紹介します。

紹介してくれるのはアディクトのY君です、ではどうぞ(^^)

こんにちは、今日の朝のミーティングのテーマは「多くの贈り物」でした。普段生活してる時は、あまり考えないことです。ミーティングの間いろいろ振り返っていました。最近(今)は色々な事があたりまえで、平安といえば平安なのですが、そのことに感謝だなぁと又気づきました。

今日の午後からは、増進センターでNAミーティングです。
夜は又NAミーティングです。
こんな一日を過ごしています。今日は、感謝を感じながら午後からの時間を過ごしたいと思います。

2009年1月19日月曜日

月曜日のダルク


1週間の始まりです(^^)

さて1週間の初めの月曜日のダルクはどんな感じに始まるのでしょうか?

通所者のTです、月曜日は入寮者は寮の大掃除です10時まで来ません、なので通所者だけでディーケァーセンターの大掃除します。今日は人が少なく3人で大掃除しました(かなり綺麗に)

10時前後には入寮者もディーケァーセンターに来て集まり10時半から1週間のダルクの予定や個人の予定などを話し合います。

今回の大事な点は節電、節水、かたずけなど話し合いました。

午後からはいつものようにミーティングがあり1日を分かち合います!(^^)!

★おっと昼の食事なんですが今日は仲間のJ君の希望でニラ炒めなどしました★

日曜日のダルク

日曜日はデイセンターはお休みです~

2009年1月17日土曜日

土曜日のダルク

土曜日のダルクを紹介します(^^)

土曜日のダルクは案外静かなんですよ!別になにかあるわけじゃないんですがね。
午前のミーティングはスタッフのYさんが司会をしました、テーマは「許す」でした、じゃいつものように仲間に質問です、仲間(YO君)許すってテーマだったんですが問題は許すだけじゃないと気付いたらしいです。

今日のお昼御飯は土曜日限定カレーライスです。
スジカレーは贅沢極まりないですね!!

午後から2回目のミーティングをします(^^)うひょ~(--;)またミーティング

でも、今日だけ使わない生き方ができて感謝します。

2009年1月16日金曜日

金曜日のダルク

今日からまず1週間のダルクの生活を皆さんに分かりやすく書き込んでいきます。

金曜日のダルクは午前のミーティングに精神保健福祉士を目指しているIさんが来てくれてミーティングをしてくれます、どんな感じなのか仲間のH君、J君に質問してみましょう(^^)

どうでしたか今日のミーティングは? 

(H君)いつものミーティングより話しやすかったです。
(J君)今日はIさんが元気なかったです。

と何故かIさんの心配をしてるJ君でした。
ミーティングが終わってからは食事の準備です(戦争です)

今日は手作りラーメン!
おいしかったよ~(施設長)と評判は良かったです。

午後からは病院に行く仲間と、午後のミーティングをする人とわかれて行動します(^^)
こんなバタバタと忙しい金曜日でした。

2009年1月15日木曜日

今日から新たにブログが!

こんにちは(^^)今日から京都ダルクのブログができました~

是非、皆さんと共にブログでも分かち合えれるようになれればと思います。

これからダルクの中で毎日繰り広げられる生活や、イベント情報など、または仲間の体験、経験などをこのブログで書き込んでいければと思います、皆さんの書き込みお待ちしてます。