2011年8月29日月曜日
NAフェローシップに参加して
8月も終わりが近づいて来ました。まだまだ残暑は厳しいですが、、、、。
27日(土)琵琶湖畔、近江舞子にてNA関西エリアのフェローシップに30人余りで参加してきました。係りになっているなかまが、一生懸命、準備から頑張っている姿はいつも美しいものです。天気予報を気にしながら、テルテル坊主を吊るし、祈っていました。その甲斐があってか、当日は快晴になりました。7時半にダルクを出発し、滋賀県のなかまと9時に現地で合流。大粒の汗を流しながら、バーベキューコンロを7台用意しました。広島、岡山、大阪、堺のNAメンバーが集い、総勢53名。琵琶湖で泳ぐなかま。初めて逢ったなかま同志がフェローシップを取っている姿も微笑ましいですね。京都ダルクのなかまも7つのコンロに分かれ、其々、炭を熾しバーベキューを楽しんでいました。天気が良く、対岸の景色もきれいに観えていました。お腹が一杯になった後はドッチボールをしたり、ソフトバレーをしたり、日陰でのんびりしたり、「しらふ」で楽しんでいました。みんなの笑顔が一番ですね。
時間もあっという間に過ぎ、15時から片付けに入りました。自己責任を取らずに生きて来たことが多い自分たちにとっては片付けも大事なものです。流石に慣れているなかまが多く、手際良く、あっという間に終わりました。最後にみんなで集合写真を撮り、ハグをしたり、握手をしたり、再会を願いながら、其々の地に戻って行きました。
京都ダルクではいろんなイベントに参加し、みんないい色に日焼けをし、今年も夏が過ぎようとしています。元気な笑顔が何よりのギフトですね。
笠嶋
2011年8月24日水曜日
ハーモニーファーム安土稲作体験part3
夕方には蜩(ひぐらし)の鳴き声が、夜には蟋蟀(こおろぎ)の声が聴こえはじめました。少しづつ、季節が進んでいますね。今月も22日(月)23日(火)の一泊でハーモニーファーム安土さんに稲作体験に伺いました。今回は男性7名、女性1名で参加しました。行く車中でも空を観ながら、天候を心配していましたが、雨も降ることなく、作業を始めることが出来ました。作業着に着替え、長靴を履き、ゴムバンドを付け、水分補給をし、麦わら帽子を被るなどの準備も3回目になり、みんな慣れてきたようです。
ファームから歩いて10分程で田んぼに着きます。四反の内の西湖に近い一反(古代には米一石の収穫が上げられる田の面積を一反としていた。明治時代にメートル法が定められ、一反は約991.74平方メートルとされた。)がダルクで作業している田んぼです。河野さんにお聞きしたところ、通常30kgの玄米が40袋、収穫出来るそうです。今年はニ度、田んぼが水に浸かったらしく、発育が悪いようですが、背丈は60cmくらいまで伸び、稲穂はしっかり実っていました。除草剤を撒いていないため、雑草もしっかり伸びています。雑草を手分けして、抜いていくのが今回の作業になりました。一列に並び、鎌を使い、雑草を除いていくのですが、稲にひっつく様に生えているため、中々上手く進みません。長靴一杯まで足が埋まるので、足を抜くだけでも大変です。作業に来るようになり、食事の時に田んぼのことを思い出すようになりました。育てることの大変さ、育つ姿を見る楽しさをみんな痛感したようです。季節の移ろいも肌で感じながら、無事、作業を終えることが出来ました。途中でみさこさん(ハーモニーファームの職員の方)が花が咲く前の稲をみせてくれました。穂から出る前にしっかりお米らしい形をしていました。次の9月には収穫の作業に入ります。
来年は是非、京都ダルクとして、一反を任せていただき、耕すことから始まり、収穫まで、一年を通じて出来るよう、今の作業を覚え、伝えて行けたらと願っています。
今回もみんな、お疲れさまでした。
河野さん、みさこさんありがとうございました。
笠嶋、大久保
2011年8月22日月曜日
京都市立錦林小学校講演
本日、京都市立錦林小学校へ講演に行ってまいりました。
平安神宮の北側に位置し、本館の屋上からは大文字山や比叡山などを眺めることもできとても景色のよいところにあります。
夏休み中を利用して職員やPTAの方々に、薬物乱用防止教育研修会として私自身の体験やDARCでの取り組み、薬物の現状等をお話しさせていただきました。
今回の研修会は京都府更生保護女性連盟の副会長のご紹介もあり実現しました。
私自身、中学1年生の息子を持つ同じ立場で薬物問題と向き合っていければとかんがえておりました。
みなさん真剣に聞いてくださり、力が入りすぎ予定時間を少々オーバーしてしまいました。
そのため、質疑応答に時間が取れず申し訳なく帰ってまいりました。
ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。
今後とも薬物を使わず生きようとする仲間たちの良き隣人としてお力をお貸しいただけるように望みます。
ありがとうございました。
カトウ
2011年8月12日金曜日
京都、滋賀を案内して
今日も真夏日のようです。この時期はクーラーの効いた部屋で過ごしたいものですが、出来ればいい汗を掻くのもいいですね。熱中症には気をつけて。
8月9日、10日と韓国から、神戸で行なわれた「国際犯罪学会 第16回世界大会」に参加するために、関西に来られていたDr.チョーご夫妻の、京都、滋賀案内をさせていただきました。9日は日本ダルクの近藤氏、三浦氏、通訳役の京都ダルク利用者ガンジーと共に、四条河原町、鴨川沿いをを観光し、哲学の道を歩き、銀閣寺に行きました。Dr.チョー氏は日本の神社仏閣に興味があるようで、日本の伝統を楽しんでおられました。暑い中、急な階段も元気に進んで行きます。こちらが案内するはずが、後から着いて行く感じでした。特に庭園に興味があるようでした。奥さまをモデルに、何枚も写真を撮られていました。途中のお茶処でいただいた抹茶にも感動されていました。喜んでいただけたようでした。近藤氏、三浦氏とは京都駅でお別れし、Dr.チョー氏をホテルまでお送りしました。
10日は「びわこダルク」のイタル、トオル君と一緒に10時にホテルにお迎えに行き、比叡山、琵琶湖、石山寺を案内しました。前日の夜は焼肉を食べられたらしく、日本の焼肉も美味しかったようです。比叡山ロープウエーに乗り、山頂に上がると流石に涼しく、心地良い風が吹いていまいた。眼下の琵琶湖に感動されていました。延暦寺も興味津々で楽しんでおられました。夜はこの時期、ライトアップされているようで、時間が合えばご案内したかったのですが、、、。お昼は、寿司を食べました。「韓国でも最近、お寿司は人気ですよ。」ということです。
湖岸道路を通り、大津港を通り、石山寺に行きました。門前の阿吽像にも感動されていました。日本庭園を楽しまれていました。帰りに「京都ダルク」に寄り、なかまとお話しされていました。Dr.チョー氏は韓国で薬物依存症も受け入れるホスピタルをするとのこと。近藤氏とは12年前に出逢い、ソウル、プサンで行なわれたNAコンベンションにも参加されたようです。自分もプサンには参加したので、お逢いしていたかも知れません。
2日間、貴重な時間を過ごさせていただきました。新しい出逢いの中で自分たちは、分かち合い、喜び、自己肯定を経験して行きます。希望を沢山いただきました。笑顔で韓国での再会を約束しました。感謝。
笠嶋
2011年8月3日水曜日
7月の学校講演
7月は夏休み前で気持が浮ついてしまうこともあるでしょう。
この時期の薬物乱用防止教育は効果的でしょう。
7月7日(木)奈良県立富雄中学校3年生向け
7月9日(土)亀岡市社会を明るくする運動講演会
7月15日(金)京都市立大将軍小学校・北野中学校区地域生徒指導連絡協議会「地域・家庭教育学級」
7月20日(水)京都府立大学公共政策学部講義
今月は子どもを見守る親や関係者への講演が多かったです。
私自身も中学1年生の子がいるものとして同じ目線でお話しできた部分ありました。
7月15日(金)京都市立大将軍小学校PTA 第2回 家庭教育学級から
京都ダルク施設長 加藤武士氏から『薬物から子どもを守る』をテーマに講演していただきました。
薬物依存は,精神疾患として認められています。薬物が止められないのは,意志や道徳心の問題ではなく,遺伝や体質・環境といったものが複合的に関連しているということでした。
最近では,快楽を求める為だけでなく,「生きづらさ・生きにくさ」を感じ薬物依存となっているケースが多いそうです。薬を止めることがゴールではない,止めることは使わない新しい生き方の始まりだということも印象に残りました。
また,加藤氏は親が子どもの成長過程において接する際に「しかってばかりだと,子どもが自身をダメな子だと思い込んでしまう。」「親が先回りして何でもしてはいけない。子どもは小さな失敗を繰り返すことで,気づき学んでいくもの。」とおっしゃっていました。
加藤氏の言葉は,子どもの健全な精神を育む上で,親として今私たちにできる事だと痛感いたしました。
お忙しい中,多くの方にご参加いただきましてありがとうございました。
文化委員長
この時期の薬物乱用防止教育は効果的でしょう。
7月7日(木)奈良県立富雄中学校3年生向け
7月9日(土)亀岡市社会を明るくする運動講演会
7月15日(金)京都市立大将軍小学校・北野中学校区地域生徒指導連絡協議会「地域・家庭教育学級」
7月20日(水)京都府立大学公共政策学部講義
今月は子どもを見守る親や関係者への講演が多かったです。
私自身も中学1年生の子がいるものとして同じ目線でお話しできた部分ありました。
7月15日(金)京都市立大将軍小学校PTA 第2回 家庭教育学級から
京都ダルク施設長 加藤武士氏から『薬物から子どもを守る』をテーマに講演していただきました。
薬物依存は,精神疾患として認められています。薬物が止められないのは,意志や道徳心の問題ではなく,遺伝や体質・環境といったものが複合的に関連しているということでした。
最近では,快楽を求める為だけでなく,「生きづらさ・生きにくさ」を感じ薬物依存となっているケースが多いそうです。薬を止めることがゴールではない,止めることは使わない新しい生き方の始まりだということも印象に残りました。
また,加藤氏は親が子どもの成長過程において接する際に「しかってばかりだと,子どもが自身をダメな子だと思い込んでしまう。」「親が先回りして何でもしてはいけない。子どもは小さな失敗を繰り返すことで,気づき学んでいくもの。」とおっしゃっていました。
加藤氏の言葉は,子どもの健全な精神を育む上で,親として今私たちにできる事だと痛感いたしました。
お忙しい中,多くの方にご参加いただきましてありがとうございました。
文化委員長
2011年8月2日火曜日
ハーモニーファーム安土にて稲作体験part2
蒸し暑い日が続いています。ダルクではクーラーの温度調整に四苦八苦しています。体調管理に気をつけましょう。
今回は7月29日、30日の一泊で「ハーモニーファーム安土」にスタッフ2名、利用者6名で出掛けて来ました。前回は6月にお邪魔して、一ヶ月以上が過ぎています。ダルクから名神高速を使い、竜王インターから30分、水の奇麗な川沿いを通り、周りに田園風景が拡がって来ます。琵琶湖近くの近江八幡市、西湖から水を引いている「ハーモニーファーム」さんの除草剤も使っていない田んぼがあります。近くにはかの有名な安土城址がある山が観えています。この時期、日差しが強いため、日中の作業は避け、一日目は15時から17時までの作業をしました。長靴を履き、ゴム手袋を着け、タオルを巻いて田んぼの中へ。膝下まで泥水に浸かり雑草を抜いて行きます。足を一歩進めるのにも大変で思わず笑いが出てしまいます。中々進みません。始めはい草と稲の見分けも解りませんでしたが、7人が横に並び、序々に前へ進んで行きます。タニシを見つけたり、糸トンボ、アメンボ、ゲンゴロウなど、子供の頃に見かけた生き物が大変な作業を和ませてくれます。一人は草刈り機で廻りの草を刈っています。板についた風貌、慣れた手付きで遠くから見ると、地元の人と思ってしまいます。あっという間に時間が過ぎて行きました。
田んぼからの帰り道、葦が茂っているあぜ道の途中、合歓の木が立っています。前回は美しい赤い花が咲いていましたが、今は緑の葉で一杯になっていました。民家に戻り、長靴を洗い、順番にシャワーを浴びた後は、河野さんご夫婦が今回、準備してくれたバーベキューが待っていました。今まで見たことないような太いきゅうりにはびっくり。味も最高でした。甘味の深いとうもろこしも最高。庭で炭を熾し、用意していただいたお肉、野菜、烏賊、海老などをみんなで楽しく平らげました。外で食べるのは最高ですね。最後は田んぼで採れたお米でみさこさん(ハーモニーファームの元気であったかいおかあさん)が握ってくれたおにぎり。美味しかったですよ。
お腹が一杯になった後は、ミーティング。夕焼けから夜空に変わる自然の中でのミーティングはなかまの心も解してくれます。みんなで片付けを済まし近くの銭湯へ出掛けました。空には沢山の星が出ていました。部屋に戻り、談笑しながら、いろんな話しが出来ました。あくる日は朝が早く6時起床ということで早めに就寝。(出来たかな?)
二日目は8時から作業を始めました。進むにつれ稲に付く実が増えていきます。雑草も抜き易くなりますが、運ぶ距離も遠くなり、みんな泥だらけになりながら、10時まで頑張りました。流石に腰が痛く、足もガクガク。でも、抜いた雑草の量を見ると嬉しくなりました。心地良い以上の疲れと達成感を感じながら、作業終了。
今回も河野さんご夫婦に沢山のことを教わりました。自然の素晴らしさ、厳しさ、心の温かさ、笑顔、、、。感謝です。次回は8月中旬にお邪魔するつもりです。有り難う御座いました。
帰り道には、7月2日にみんなで作った水茎焼きのお茶碗、マグカップを取りに行きました。みんなそれぞれ、いい出来栄えでした。オンリーワンの作品です。いい思い出がまた一つ増えました。ダルクでの生活も大切ですが、みんなで出掛け、いろんな体験、経験を分かち合うことも必要なことを、今回も教えてもらえました。
笠嶋
2011年8月1日月曜日
バザールカフェにて!!
今出川駅から歩いて3分、烏丸通りから一本入った静かな場所にバザールカフェがあります。毎週木曜日、午後2時から3時まで、庭の一画で畑作業を行っています。参加者でミーティングをし、その日の予定を決め、今後の課題について話し合います。今回は法蓮草、サニーレタスを育てることになっています。雑草を抜き、土に石灰を混ぜ耕し、種蒔きまで行いました。蝉の鳴き声と強い日差しの中、みんな大粒の汗を流しながら、ミミズが出て来てビックリしたり、堅い土に困ったりしましたが、予定通り作業は終わりました。詳しいなかまがいろいろ教えてくれました。種は土に指の第一関節まで穴を掘り、10センチ間隔で蒔くそうです。たっぷり水をやり終え一段落。汗を掻いたあとの冷たいハーブティーは格別でした。帰り道は今年最初のゲリラ豪雨に遭いました。蒔いた種が流れていないか心配です。今週には、芽が出ていることを願っています。
笠嶋
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