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2011年3月4日金曜日

ひとに まちに ありがとう 京都のためのチャリティキャンペーン

カンパイチャリティとは?

「カンパイ!」が社会貢献に。
キャンペーン期間内に協賛店舗が提供する「カンパイチャリティメニュー」を注文すると、販売額の一部がチャリティ(寄付)として京都のNPO・市民活動団体に届けられ、暮らしやすい豊かな地域社会づくりに役立てられるチャリティシステムです。

"KANPAI" for smiles
「あなたのカンパイが、まちの笑顔に生まれ変わる」をテーマに公益財団法人京都地域創造基金が、京都の飲食店とともに実施する京都発で日本初の地域展開型チャリティキャンペーンです。

京都の飲食店でカンパイ、食事をすることで、「お店」も
「まち」もよりよく元気にしていくことを目指しています。

カンパイチャリティ詳細(京都地域創造基金)

串だいにんぐ浪漫家 藤森店
キャンペーン期間:3月4日〜4月17日
メニュー ハイボール全品
寄付額 1杯につき20円
寄付先 薬物乱用・依存防止のための学校講演事業[京都DARC]
店舗情報 住所:京都市伏見区深草キトロ町33-10
電話:075-645-1700
ホームページ:http://www.romanya.jp/shop/fuji/index.htm

居酒屋 だがしやさん
キャンペーン期間:3月4日〜4月
メニュー 愛のおまかせセット(1,500円)
寄付額 1セットにつき100円
寄付先 青少年の薬物乱用・依存防止(学校講演)事業 [NPO法人京都DARC]
薬物依存症者の家族心理ケア事業 [NPO法人京都DARC]
店舗情報 住所:京都市伏見区深草西浦町7丁目67
電話:075-646-3334

2011年3月3日木曜日

さよならスマイルさん ~放蕩息子の帰宅~


さよならスマイルさん 
~放蕩息子の帰宅~
石塚伸一(龍谷大学)

2011年3月1日、スマイルさんの訃報に接した。御殿場の施設で亡くなったとのことで、清潔なベッドの上での安らかな死だったそうだ。おそらく年齢は70歳になろうとしていたはずだ。

【スマイルさんとの出会い】 
わたしがスマイルさんとはじめて会ったのは、NHKの朝の連ドラで「ふたりっこ」をやっていたころだった。1996年10月から翌97年の放送であるから、そのころであろう。ストーリーは、大阪の下町で丙午の年に生まれた双子の麗子と香子の成長と彼女らを取り巻く人たちの人間模様を描いたもので、売れない歌手のオーロラ輝子や賭け将棋を生業とする真剣師の銀じい(佐伯銀蔵)など個性的な人物が織りなすドラマで、双子の子役マナカナが人気をはくした。

8時15分から15分間の放映で、当時、北九州に住んでいたわたしは、子どもたちと朝ごはんを食べながら連続ドラを見るのが日常的習慣になっていた。ときに箸を止め、この罪のないドラマを見るのが朝のいつもの風景であった。

それは、毎日といっていいだろう。エンディングの音楽が流れ、それが終わるかおわらないかのタイミングで電話の音が鳴る。電話の先はスマイルさん。話の内容は、いい物件があるから借りたいとか、支援をしてくれるという人がいるとか、新しくダルクをつくるとか、景気のいい話のオンパレード。そして最後はいつも、来月になれば大金が入るから、それまで部屋代や水道料金が何とかならないかと金の無心。妻1人、子ども2人のしがない公立大学の教師には、到底お金の都合などつくはずもなく、みんなにチャリティーを呼び掛けたり、講演会をしてカンパを集めたりのお手伝いをするくらいしかできなかった。それでも、スマイルさんは、毎朝、エンディングの前になると電話を掛けてきた。「ふたりっこ」のファンだと言ったことがあるので、邪魔しちゃいけないと思って、電話の向こうでいまかいまかとエンディングの音楽が終わるのを待っていたのだろう。

【研究者やめますか?大学やめますか?】 
その頃わたしといえば、もう大学を辞めて何か違う仕事を探そうかと考えていた。1992年から93年にかけてドイツに留学し、社会治療という刑事処分について調査研究し、被収容者の自己決定を基盤として、社会復帰の支援をする新たな刑事制裁の在り方を模索していた。しかし、そこには大きな壁がそそり立っていた。

刑罰が人の犯罪行為に対する制裁であるということは誰も否定しない。しかし、その執行については、ただ苦痛を課すだけでなく、その人の改善更生・社会復帰に役立つもののほうがいいような気がする。刑罰的害悪を付加については責任に対する制裁であるということで説明できるが、改善更生を強制する根拠は一体なんなのか。

改善という以上、「善」すなわち、正しい方向にむけて変わることが求められるわけだが、何が善なのかはかならずしも明確ではない。ある時代、ある場所では善であったことが、ある日突然、悪になることがある。お国のためと敵を殺して勲章をもらっていた人が、敗戦によって犯罪人になるのである。戦前の少年刑務所では、窃盗や暴行をはたらいた少年たちと一緒に社会主義運動に傾倒する少年が収容され、「愚かにも国体に反するような思想を信じたこと」を反省させる作文を遷善更生のために書かせていた。

こう考えてくると、改善更生は強制できないのではないかということになる。さりとて、刑罰は最低限度の害悪の付加であるから、刑務所に拘禁して移動の自由を奪うだけで、服役中の毎日を無為に過ごすことは人間の本性に反しているように思う。外にいれば、善いと思うことも、悪いと思うことも繰り返し、反省しながら、人は成長していく。失敗は成功のもと。つぎのチャレンジへの布石である。

「自由の拘束をできるだけ縮減しながら、他方で社会復帰に向けての支援を保証する」そのような論理構成はありえないのか。これがわたしの前に立ちふさがる大きな壁であった。

【黄昏のブタペスト】 
その解答は、黄昏のハンガリーのブタペストの街を歩いているときに降りてきた。すなわち、

自由刑の刑罰内容は身体の現実的移動の制限に尽きる。しかし、人間は拘禁されていなければ、限りない自己啓発(Selbstentfaltung)――ギシギシ巻かれた発条(ぜんまい)が爆(は)ぜるときの様子を想起せよ。――の可能性をもっている。しかし、拘禁されていることでその可能性が奪われてしまっている。そこで、本来の刑罰内容である拘禁に伴う弊害を可及的に排除し、埋め合わせをするため国は、受刑者を支援しなければならない。受刑者には社会復帰をする権利があり、国にはそれを支援する義務がある。

このようにして難問は、一瞬で解決した。ところが、それはあくまでの理論的な話で、現実にこのようなことを実行できるかが問題になる。

ドイツ憲法――基本法という。――には「社会的法治国家原則」というものがあって、「レーバッハ判決Lebach-Urteil」という連邦憲法裁判所の判決が、犯罪をおかしてしまった人と社会との関係については明らかにしている。すなわち、

犯罪をおかした人もまた、人間の尊厳に由来する基本権の担い手として、みずからの刑を務めたのちは、再び共同体の中でみずからを位置付ける機会を与えられなければならない。社会復帰――ドイツでは、再社会化というのは一般である。――は、これを行為者の側から見れば、基本法1条に拘束された同第2条1項から生ずるも個人の利益である。他方で、これを社会の側から見れば、社会国家原則は、人格の弱さや行為責任、能力の不足や社会的差別によって人格的および社会的な成長発達が妨げられている社会的諸集団に対して、国が配慮し、保護することを求めているということを意味する。受刑者や刑余者もこの例外ではない。したがって、犯罪をおかした人の社会復帰は、社会それ自体の保護にも役立っているのである。つまり、行為者が再び犯罪をおかさないということは、共同体とその構成員に新たな損害を与えないということである。その意味では、社会自体が、受刑者の社会復帰によって直接的な利益を得ていることになる(BVerfGE 35,236)。

ところが、日本にはこのような憲法原則がない。平等原則や幸福追求権、教育を受ける権利や勤労の権利その他の社会権条項から社会復帰の権利を論理的・体系的に導き出すことになる。 

現実はもっと厳しかった。ドイツのようにソーシャルワーカーや心理療法士、社会教育者のポストが刑務所の中にも常勤職として配備されている国とは異なり、日本ではその足場がない。本人の自由な意思を尊重するといっても――『被収容者処遇法』第30条は「受刑者の処遇は、その者の資質および環境に応じ、その自覚に訴え、改善更生の意欲の喚起および社会生活に適応する能力の育成を図ることを旨として行うものとする」と規定する。――、プログラムの企画や情報の提供、受講の働きかけがなければ、社会復帰の意志は芽生えず、理念は絵に描いた餅に終わる。日本では、社会復帰処遇は、到底、不可能だと思い込み、悲嘆に暮れていた。

【スマイルさん登場】 
そこに登場したのがスマイルさんだった。クスリを止めて10年以上になるが、いまでも自分は回復途上、依存症が完治したわけではない。ミーティングと仲間の存在がクスリを止めてくれているにすぎないとみずからを語る。ミーティングの場を増やし、回復したいと思っている仲間を支援するためにお金を集め、つぎつぎとダルクを立ち上げる。彼こそが、自分の意志で回復のために頑張る「セルフヘルプ」のモデルだと思った。そうであれば、わたし個人も、地域社会も、そして政府も、彼らを支援する義務があると考えた。

そして、北九州にはダルクができた。シンナー乱用の発祥地などといわれ、薬物中毒・依存に効く薬はないと諦めていた人たちが回復への希望をもちはじめた。そう、ダルクができて地域が明るくなったのである。
 
新約聖書の「ルカによる福音書」第15章は、厳格なユダヤ教の律法を守れない人たちを蔑んだファリサイ派の律法学者にキリストが反論する姿が描かれている。キリストは3つのたとえ話をする。1つめは見失った羊が戻ってくる話、2つめは銀貨を無くした女がそれを見つける話、最後は放蕩の限りを尽くして落ちぶれて帰ってきた息子の話である。

画家レンブラントは、その晩年に「放蕩息子の帰宅」という絵を描いている。すなわち、

ある人に息子が二人いた。弟の方が父に財産を生前に分け与えるよう頼み、父はそれに応じた。弟は家を飛び出し、浪費と贅沢の末に財産を無駄遣いしてしまった。弟は自分の行為を悔やみ、恥を忍んで父の元に帰る。すると弟を迎えた父は盛大に息子の帰宅を喜んで祝う。それを見た兄は父に不満を訴えた。父親は言った。

「子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。わたしのものは全部お前のものだ。だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当たり前ではないか。」(第15章31-32節)。

一度は、もうわたしたちのもとに戻ってこないだろうと思った薬物中毒・依存の人たちが、社会に戻ってきて、みんなの手助けをしている。彼らの回復は、当事者自身のためだけではなく、周囲の人たちにも大きな喜びと希望を与えている。

わたしも、喜びと希望を与えてもらいました。研究を止めてしまおうかと迷っていたときにスマイルさんに助けてもらいました。いまも、大学で研究をつづけています。
 
スマさん。本当にありがとうございました。安らかにお休みください。

(追記) レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン(Rembrandt Harmenszoon van Rijn)は、「放蕩息子の帰宅 "The Return of the Prodigal Son"」を自らの息子ティトゥスを失った1668~69年頃に描いたという。そして、彼自身は、その翌年に世を去った。その絵は、サンクト・ペテルブルグ、エルミタージュ美術館に所蔵されているとのことである。

2011年3月3日 風花の舞う深草の研究室で

龍谷大学 矯正・保護総合センター提供講座 薬物依存からの回復支援者養成セミナー - 日本版ドラッグ・コートのススメ -

龍谷大学 矯正・保護総合センター提供講座 
薬物依存からの回復支援者養成セミナー
- 日本版ドラッグ・コートのススメ -

講座概要
わたしたち龍谷大学のグループは、この12年余の間、覚せい剤などの違法薬物の乱用や依存の研究をしてきました。また、薬物依存症からの回復のための自助グループとして25年以上活動してきたDARC(ドラッグ・アディクション・リハビリテイション・センター)のみなさんと一緒に回復の問題に取り組んでいます。

 これまで、日本における薬物問題は、覚せい剤やシンナーなどの禁止薬物の乱用や依存を中心に議論されてきました。「覚せい剤止めますか?人間やめますか?」「ダメ、ゼッタイ!」などというスローガンに象徴されるように、その対策は、処罰と威嚇に頼っています。しかし、最近では、乱用薬物も、マリファナやライターのガスなどに広がり、精神安定剤や鎮痛剤のような処方薬や売薬への依存も大きな社会問題になっています。わたしたちは、薬物への依存に対しては処罰だけでなく治療が必要であるとの理解にもとづいて「日本版ドラッグ・コート」という構想を提案し、この分野の専門家や当事者、家族の方々の注目を集めています。おそらく、現在の日本ではもっとも先進的な提案だと思います。

 今回は、薬物問題の研究者・回復者などの協力を得て、薬物問題をどのように位置付け、どう対処していけばよいのかをみなさんと一緒に考えてみたいと思います。模擬ミーティングなども企画していますので、是非ご参加ください。なお、実習などもあるので、人数を60人程度に限らせていただきます。

 今回のセミナーは、薬物依存からの回復支援者や相談者になりたいと考えている方たちの研修にもご利用いただけるような内容になっています。

受講対象者
 薬物問題および依存症からの回復支援に関心をお持ちの方。精神保健福祉、司法、教育などの各関連機関の研修にもご利用ください。

講座日程
(1) 6月18日(土) 担当:石塚 伸一
 薬物問題の現状と課題 ~なんか変じゃないですか?~ 
(2) 6月18日(土) 担当:近藤 恒夫
 薬物依存からの回復 ~DARC25年のあゆみ~ 
(3) 6月25日(土) 担当:尾田 真言
 アメリカの取り組み ~ドラッグ・コートとはなにか?~ 
(4) 6月25日(土) 担当:丸山 泰弘
 日本の取り組み ~日本の薬物政策の現状と課題~ 
(5) 7月2日(土) 担当:加藤 武士
 当事者として、支援者として ~ミーティングをやってみよう~ 
(6) 7月2日(土) 担当:市川 岳仁
 当事者カウンセラーの葛藤と憂鬱 
 ~二重の役割(ダブル・ロール)を乗り越えるために~ 

テキスト
石塚伸一 ほか「DARS(Drug Addiction Recovery Support) の理論と実践」(2010年)
※初回講義時にお渡しします(料金は受講料に含まれています)。

受講料 会員:7,100円 一般:10,700円
定 員 60 名
募集状況 近日募集

REC(龍谷エクステンションセンター)
RECコミュニティカレッジ現代社会コースにて詳細掲載中

2011年3月1日火曜日

Narcotics Anonymousのオープン・スピーカーズ・ミーティングに参加


昨日までの温かさから冬の天気に戻ってしまいました。弥生に入った途端ですが、、、。体調管理に気をつけましょう。

去る2月27日、NA(ナルコティクスアノニマス・薬物依存症者の相互援助グループ)中部エリアのオープンスピーカーズミーティングに利用者と共に参加して来ました。テーマは「新しい生き方」愛知県三河地区豊橋市での開催でした。

当事者、家族、関係機関など100名程の参加者が会場を埋め尽くしていました。仲間の話しを中心に、薬物の体験からNAに繋がり、仲間と出逢い、ミーティングに参加し、薬物なしの新しい生き方を見つけ、自分を振り返り、今日だけを生きる術を語っていました。演台に立ち緊張しながら、正直に自分の物語を話す姿を見て、かつての自分を振り返ることが出来ました。京都ダルクの仲間も時間が与えられ、緊張しながらも、堂々と自身の物語を話していました。懐かしい仲間との再会、新しい仲間との出逢い。「新しい生き方」には大切なことです。

エビフライ、味噌カツ、味噌煮込みうどん。地元の名物も楽しみました。夜のミーティングにも参加し、京都に戻ったのは11時過ぎ。心地良い疲れと車中の会話を楽しみながら、それぞれのホームに帰って行きました。事故もなく無事、帰って来れて良かった良かった。

また新しい出逢いを求め、みんなと出掛けたいと改めて~希望と勇気~を貰うことが出来ました。感謝。
サトシ

2011年2月22日火曜日

地域力再生コラボカフェに参加して


昨日、春を感じる陽射しの中、京都府庁旧本館正庁にて~府民と行政が意見交換して協働を探る「地域力再生プラットフォーム」~地域力再生コラボカフェに京都ダルクから5名で参加させて戴きました。

”「薬物乱用防止」を地域で取り組もう”というグループ意見交換会のテーブルにつき、立場が違うけれど、薬物問題に携わっている方と同じテーブル、同じステージで出逢いと交流を出来たことは素晴らしいと感じました。「垣根のない横の繋がりが大切」「協働でポスターを作ろう」など、入り口から出口までの問題をどうコラボして、行なっていくかを模造紙に書き、テーマ別に各グループで発表していきました。

府庁旧館の重厚感ある建物、シャンデリア、雰囲気を楽しみ、ハーブティー、クッキーを戴きながら、いいひと時を過ごすことが出来ました。
是非、これからも参加させて戴きたいと思います。

1月の家族プログラム

 寒さも一段落し、花粉便りがちらほら聞こえてきます。みなさま、いかがお過ごしですか? 遅くなりましたが、1月23日に行なわれた「家族プログラム」の報告をお届けします。

 1月のテーマは「家族の回復」でした。12名の方がおみえになりました。私たちは、依存症に振り回されて疲れ果てているご家族の方が、自分自身を取り戻し、依存症者との関わり方を変化させる力を育てていくことを「家族の回復」と呼んでいます。家庭内で「薬物問題」が起こると、ご家族の方は、“なにが、どうなっているか理解できない”“どうしたらいいかわからない”と感じられることが多くあります。しかも、依存症は、ご家族に、状況を把握し、どのようにこの病気に向き合うかを考える時間も与えずに、次から次への「2次的な問題」を引き起こしていきます。多くのご家族の方は、依存症が引き起こす2次的な問題に対応していくことだけで“いっぱい、いっぱい”な状態に追いつめられてしまいます。このように、依存症に振り回されていると、ご家族の方が心身に不調を抱え、倒れてしまうということになりかねません。また、そのように追い詰められている状態で、自分がこれからどのように依存症者に対応していくかを、じっくり考えて、決めていくことはとても難しいと思います。

 依存症に関する情報が限られているなか、孤立しやすいご家族の方が、同じ立場の方と出会い、ともに依存症について学び、気持ちを分かち合うことは、1人っきりでは変えていくことが難しい状況を、変えていく力を育てていくことにつながると思います。そのような場を「家族プログラム」では参加者のみなさんと作っていきたいと思います。

 また、ご家族のなかには、暴力被害を受けた経験があったり、家族内に依存症以外の問題も抱えていらっしゃるなど、様々な理由から「どうしたらいいか」が見えないという方もいらっしゃいます。個人カウンセリングでは、お1人、おひとりの状況にあわせ、カウンセラーが一緒に考えています。1人で考え込まずに、ぜひご利用ください。個人カウンセリングは、予約制です。ご予約は、京都DARCまでお願いします。

家族ケア(地域創造基金)

2011年2月18日金曜日

レクで心も身体もリフレッシュ!!














2月も中旬が過ぎ、冬ももうすぐ去って行きます。春が待ち遠しいですね。
今日は青空が拡がっています。

2月15日、堺市立深井中学校にて「薬物依存の体験を経て」という講演を行なってきました。昨年もこの時期、卒業生に向けて講演をさせて頂きました。進路が決まる真っ只中の時。不安と希望で溢れていると思います。体育館の寒い中、静かに聴いてくれました。何が伝わったのか、心に響いたかはわかりませんが、こちらを見る表情には、真剣さが伺えました。「逃げることは駄目なことことじゃない。いい出逢いの中で、いい逃げ方を見つけて欲しい。」「弱さを見せることは勇気がいるが、打ち明けることが強さかも。」というメッセージを込めて、話しました。貴重な時間を共有出来たことに感謝致します。

昨日17日、ダルクのみんなで”北白川温泉”に出掛けました。三条からバスで百万偏、銀閣寺を越え、比叡山への山道の途中にある、小さな温泉宿。湯船は貸し切り状態で、湯気の中、みんなで心と身体を温めました。ワイワイガヤガヤ、笑顔で癒しのひと時を過ごすことが出来ました。お風呂の後は仮眠を取ったり、本を読んだり、マッサージをしたり、みんなリフレッシュ出来たと思います。

三条に着き、それぞれ何時ものように、自助グループのミーティングへ。自分を見つめ、振り返る時間。ひとりでは出来ないことがみんなとなら出来ること、心を開けば沢山あるような気がします。