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2011年12月1日木曜日

JCCAに参加して






















11月28日から30日、JCCA(Japan Catholic Committee on Addiction)定例会&セミナーに施設長の加藤、スタッフの淀と参加して来ました。今回は名古屋市のカトリック南山教会、ウィルあいちにて、~ともに生きる~というテーマで行なわれました。全国のダルク、マック(アルコール依存症者の回復施設)の施設スタッフが集まり、定期的にセミナー、分科会、研修会、総会が行なわれています。研修会では創設から参加されている方、4名の「JCCAが何故出来たか?」というお話しがありました。創設の経緯、苦労、拡がりなどを、わかり易く、楽しく聴くことが出来ました。自分自身もお世話になった方のお話しで、懐かしく、年月の流れを感じさせていただきました。講演ではカトリック南山教会の司祭のお話しがありました。中学部、高等部の校長でもある司祭の講演は人との繋がり、関わりなどをユーモアたっぷりに、会場も笑いで溢れ、楽しく聴かせていただきました。深い愛見返りの無い愛を持って人と関わっている姿に感銘しました。

分科会では、教区に分かれ、ダルク・マックの原点について、重複障害について、生活保護(移送費)について、利用者のミーティングの質の低下についてなど、各ダルク、マックが抱える問題について意見交換、知識の共有が行なわれました。何処の施設も注目する問題です。

最終日には参加メンバーの自己紹介がありました。北海道から沖縄まで大勢の方との出逢いを、今回も体験させていただきました。共有するなかまとして、改めて「ともに生きる」大切さを再認識させてもらえました。依存症者本人として、スタッフとしての責任、誇りを深めることが出来ました。何回ハグ、握手をしたかわからないくらい分かち合いが出来ました。いっぱいのパワーをもらえました。ありがとうございます。

  笠嶋

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