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2010年10月6日水曜日

家族プログラム報告

 朝夕が大分過ごしやすくなり「やっと夏が終わった」と感じる季節になりました。みなさま、いかがお過ごしですか?

 9月26日は「家族プログラム」がありました。この日は、24名の方がおみえになりました。24人の参加者は、京都DARCでは初めてのことで、資料のコピーを何度もしたり、席を作ったり、お茶の準備に手間取っていると、参加者の方がお手伝いをしてくださいました。ありがとうございました。

 9月のテーマは、「家族の回復」でした。よく「なんで家族が回復しなきゃいけないの?病気なのは、薬物依存症者なのに…」と聞きますが、私たちは、依存症に振り回されて疲れ果てている家族の方が、自分自身を取り戻し、自分と向き合いながら、依存症者との関わり方を変化させていくことを「家族の回復」と言っています。薬物依存症はとても時間がかかる病気です。だからこそ、家族が疲れ果て倒れてしまわないように、「自分のケア」をしていくことが重要です。

 今回の「家族プログラム」は大勢の方が来てくださいました。家族プログラムの参加者が増えることを、「これはいいこと?」と戸惑う方もいらっしゃるかと思いますが、私は、それだけ孤立している家族が少なくなるという意味で、1人でも多くの家族の方にご参加いただきたいと思います。参加者が多くなると、お1人の分かち合いの時間が短くなってしまうのではと心配される方もいらっしゃるかもしれません。でも「家族プログラム」は、個別の家族の相談にしっかり対応していく場ではなく、同じ「家族」という立場の方が出会い、つながり、一緒に薬物依存症を学んでいく場です。グループなので、どうしてもお1人の方に話していただく時間は限られてしまいます。お一人、おひとりが抱えていらっしゃる様々な問題への対応は、個別カウンセリングをご利用ください(京都DARCにお電話でお申し込みください)。

薬物依存症者の家族心理ケア事業

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