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2011年11月19日土曜日

家族プログラム10月報告

大分秋らしく、木々も少しずつ色づいてきています。それだけ気温差が激しいということかと思います。風邪などひかないようお気をつけください。

10月23日に「家族プログラム」が行われ、15名の方がおみえになりました。テーマは「家族の回復」でした。身近な人の薬物依存症が引き起こす様々な問題や、これからどうなるんだろうなどの不安や状況が好転しないことへの苛立ちなどから、依存症者の家族は、知らない間に緊張状態になっていることが多くあります。そして緊張状態が長期に及ぶと、自分が緊張していることがわからなくなってしまいます。そのような時、心身の様々な「症状」が自分の状態を教えてくれることがあります。依存症は時間がかかる病気です。だからこそ、症状が伝えてくれることを手がかりに、ご家族自身が必要なケアを受けることが大事になります。知らない間に、自分の限界までしんどくなっていると、依存症者を「見守る」力もでてきません。だから、家族プログラムやナラノンで仲間につながり、不安や孤独感を減らしていくことが大事になります。また個人カウンセリングで、自分のペースで、じっくり自分の「症状」や感情などと向き合うことも有効です。そして、フォーラムやセミナーで依存症からの回復者の体験談を聴くことは、絶望してしまいやすい状況で、希望をみつけられる体験になると思います。本日はあいにくの雨ではありますが、午後に「ひとまち交流館」でフォーラムを行います。もしよろしかったらお出掛けください。

薬物依存症者の家族心理ケア事業

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