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2011年7月28日木曜日

みんなで夏季合宿!!





今日の京都は午後から黒い雲が立ち込め雷の音と共に、ゲリラ豪雨でした。車からダルクに戻る数秒でずぶ濡れ状態。皆さんは大丈夫でしたか?。

今年も京都ダルク恒例の夏季合宿を行ないました。昨年と同じ福井県世久見に、総勢31名(子供2名含む)で出掛けました。天気を心配していましたが、湖西道路のトンネルを抜けると、陽射しを受けキラキラ眩しい日本海が視界に拡がっていました。思わず「ウォーッ!きれいやん!。」て叫んでいました。みんなの顔が微笑んでいました。
京都ダルクを9時に出発し、13時頃、世久見に着きました。民宿に荷物を置き、早速、素潜りでサザエを捕りに行くなかま、浮き輪にプカプカ浮いてるなかま、沖の筏から飛び込むなかま、みんなそれぞれ楽しんでいました。筏では、押しあって落としあったり、大笑いしながら、自然を満喫していました。「しらふ」でなかまと楽しむことから、回復が始まるような気がします。みんな希望と経験を充分、分かち合えたと思います。

はしゃいだ後は、海の幸に舌鼓。流石に海の傍の民宿です。なかまが捕ったサザエも新鮮で美味しかったですよ。一休みして、宿の周りをお散歩しました。歩いていると湧き水がありました。冷たくって気持ち良かったですよ。部屋に戻り、二部屋に分かれてミーティング。これは欠かせません。なかまの顔を見渡すと、程好く日焼けした顔が並んでいました。

その後は浜辺で花火大会。笑いあり、打ち上げ花火に感動あり、あっという間に終わってしまいました。夜中になかまと浜辺に出るとカシオペア座、はくちょう座、薄っすらと天の川が観えました。これからの夢の話し、正直な話しなどいい時間を過ごすことが出来ました。

二日目は朝から、またまた海へ。ソフトバレーなどを楽しみました。民宿の方に見送られながら、来年、またお願いしますと挨拶し、帰路に就きました。レインボーラインを通り、三方五湖を見渡せる展望台へ。リフトに乗り、360度パノラマの絶景を楽しみました。鯖街道を通り、鯖寿司を買い、ダルクに戻ったのは17時頃。片付けをし、NAのミーテイングへ。

それぞれが何かを感じ、楽しめたと思います。

   笠嶋

2011年7月22日金曜日

奈良、びわことソフトボール!!




蝉の声が聴こえる季節になりました。クーラーの付け過ぎに注意しましょう。

21日、京都の上鳥羽グランドで奈良ダルク、びわこダルク合同で、ソフトボールの交流をしました。台風の影響と、暑すぎて熱中症が心配でしたが、ちょうどいい天候に恵まれました。やはり偉大な力に守られています。試合は日頃の練習の成果で、守備も打撃もチームワーク抜群でした。奈良、びわこ、京都合同チームは流石に強く、接戦の末、負けましたが、真剣に楽しく、フェローシップ出来たのは、終えた後のみんなの笑顔を見て感じました。沖縄で買った太鼓で応援するなかまもいました。奈良のなかま、びわこのなかまも楽しんでくれたと思います。日頃からミーティングでは顔を合わしていますが、一緒に何かをすることは大切な分かち合いだと、改めて感じました。最後は総勢50名で記念撮影。みんないい汗掻きました。

そこここで握手とハグをし合いながら、拍手で、怪我もなく無事、終えることが出来ました。良かった良かった。
涼しくなれば、又、楽しみたいと思っています。お疲れさまでした。

  笠嶋

2011年7月19日火曜日

アディクションフォーラムin滋賀に参加!!


台風6号が四国に上陸しそうです。既に近畿でも雨、風が強くなって来ています。皆さん、気をつけて下さいね。

21日に予定している奈良、びわこダルクとのソフトボール交流試合が台風の影響を受けそうで心配です。

さて、18日、「第4回アディクションフォーラムin滋賀」に総勢18名で参加して来ました。テーマは「仲間を見つけた、希望を見つけた~きずな。げんき。みんなで一緒に乗り越えよう~」です。日本は今も震災の復興に向けて、原発の問題も含め、世界で注目されています。そんな中、なでしこジャパンがワールドカップで優勝しました。まさに希望、きずな、げんきを貰えたようなグッドニュースですね。

アルコール依存、薬物依存、摂食障害、ギャンブル依存など、様々な依存症やアダルトチルドレン、あるいはその家族として、苦しんでおられる仲間がいます。そして自分の人生を取り戻すため、共に歩んでいます。いろんな嗜癖を抱える仲間が集い、支え合うフォーラムに感銘を受けました。

一緒に参加した利用者が自分の問題、病気の認識が出来たと言っていました。薬物の問題だけでなく、重複する生き辛さを抱えているのが、現実です。いろんな人と出逢うことで、人間関係を学んで行くのが、ダルクで過ごす仲間の大きなテーマです。今回は改めてそんなことを体験させていただきました。ありがとうございます。

帰りは大雨の中、無事、ダルクに戻り、それぞれ自助グループのミーティングに出掛けました。

2011年7月16日土曜日

矯正・保護総合センター開設記念シンポジウムの開催案内

矯正・保護総合センター開設記念シンポジウムの開催案内

2011年7月15日(龍谷大学HPより転載)
これまで、龍谷大学は、犯罪や非行をおかしてしまった人たちの社会復帰のためにさまざまな事業をしてきました。1977年には特別研修講座「矯正・保護課 程」を設置、2002年には文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業(AFC)の助成を得て「矯正・保護研究センター」を設置しました。2010年、こ れらの教育と研究の実績をより発展させ、その成果を広く社会へと還元するため「矯正・保護総合センター」を開設しました。

このたび、上記総合センターの開設を記念し、国際シンポジウムを開催することになりました。メイン・ゲストには、北欧犯罪学をリードし、人間を大切にする 刑事政策の実現に多くの成果をあげてきたノルウェーの碩学ニルス・クリスティー教授(オスロ大学)をお招きし、この問題に関心をもつ多くのみなさんととも に、日本の刑事政策の目指すべき方向を考えてみることにしました。

●統一テーマ
ニルス・クリスティー教授(オスロ大学)に聞く
『人間を大切にする刑事政策を求めて~ノルウェー犯罪学の実験~』

●基調講演
テーマ  『ノルウェー犯罪学の理論と実践』
講演者  ニルス・クリスティー氏(ノルウェー・オスロ大学教授)

●コメンテーター
リル・シェルダン氏(ノルウェー・オスロ大学教授〔外から見た日本〕)
浜井 浩一氏(本学法科大学院教授〔犯罪学の立場から〕)
赤池 一将氏(本学法学部教授〔刑事政策の立場から〕)
津島 昌弘氏(本学社会学部教授〔社会学の立場から〕)
鍋島 直樹氏(本学文学部教授〔宗教学の立場から〕)
加藤 博史氏(本学短期大学部教授〔福祉哲学の立場から〕)

●コーディネーター
石塚 伸一氏(本学法科大学院教授)

●開催日時
2011年10月8日(土) 13:30~17:30 〔開場 12:30〕

●開催場所
龍谷大学アバンティ響都ホール 
京都市南区東九条西山王町31 アバンティ9階

●申込方法
参加を希望される方が、事前申込みが必要です。
申込方法は下記のとおりです。

◆インターネットを利用して申し込む場合
矯正・保護総合センターホームページの「お申し込み」フォーム

(https://www.ryukoku.ac.jp/rcrc_form/contact.html)に必要事項を記入の上、お申し込みください。

◆FAXを利用して申し込む場合
添付チラシの裏面の「参加申込書」に必要事項を記入の上、矯正・保護総合センター
(FAX 075-645-2632)までお送りください。

※申込方法はご不明な方は、矯正・保護総合センター事務部(TEL 075-645-2040)まで、お問い合わせください。

●申込定員
先着250名様まで
※申込みを受け付けた方には、「入場券」を送付(9月上旬予定)します。

●主催
龍谷大学矯正・保護総合センター

●後援
京都府、京都市、京都弁護士会、日本弁護士連合会、NHK京都放送局、朝日新聞京都総局、読売新聞京都総局、毎日新聞京都支局、京都新聞社、共同通信社、京都府保護司会連合会、京都BBS連盟

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◆ニルス・クリスティー氏の紹介◆
ニルス・クリスティー氏は、ノルウェー・オスロ大学の教授です。

1970年代には、もっとも先進的な犯罪学理論であった「アボリショニズム(刑務所廃止論)」の主唱者であり、北欧犯罪学派の旗手として、世界の犯罪学 をリードしてきました。その主張の特徴は、暴力的な犯罪対策を鋭く批判し、人間と地域社会を大切にする刑事政策を提唱するところにあります。1980年代 以来、刑事政策は、厳罰主義的傾向を強くしてきましたが、そのオルターナティヴ(代替策)として、世界の犯罪学の注目が集まっています。

【略歴】
ニルス・クリスティー(Nils Christie)1928年、オスロ生まれ。
ノルウェーの社会学者、犯罪学者。1966年以来、オスロ大学教授。
その著書『刑罰の限界(Pinens begrensning;Limits to Pain)』(1981年)は、多くの国で翻訳された。コペンハーゲン大学名誉教授。薬物犯罪、産業社会、刑務所などを鋭く批判している。

【主著】
A Suitable Amount of Crime , 2004 :Oslo
(平松 毅=寺澤比奈子訳『人が人を裁くとき―裁判員のための修復的司法入門』有信堂、2006年)
Crime Control as Industry: Towards GULAGs,(2000)
(寺澤比奈子訳『司法改革への警鐘――刑務所がビジネスに』信山社出版、2002年)
Beyond Loneliness and Institutions: Communes for Extraordinary People(1989)
(立山龍彦訳『障害者に施設は必要か―特別な介護が必要な人々のための共同生活体』東海大学出版会 、1994年)
Limits to Pain (1981)
(立山龍彦訳『刑罰の限界』新有堂、1987年)

2011年7月15日金曜日

京都DARCが表彰を受ける



京都刑務所より被収容者の改善更生に尽力したとして、京都​DARCが表彰を受けました。スタッフ、仲間、多くの支援者と共​に頂いた感謝状です。
ありがとうございました。

2011年7月11日月曜日

生活保護「改革」ここが焦点だ!生活保護問題対策全国会議/監修

今、生活保護制度が、利用者の声と生活実態を無視して、根本的に​変質されようとしている。その問題点を指摘し、真の生活保護制度​改革のあり方を提起する。先進諸国の中で日本がいかに遅れている​かも明らかに。分かりやすいQ&A、豊富な最新資料編も便利。特​別章「東日本大震災と生活保護」も所載。監修の生活保護問題対策​全国会議は、生活保護利用者、ケースワーカー、弁護士、司法書士​、研究者、社会保障関係の諸団体で構成し、憲法25条の「権利と​しての社会保障」の観点から、さまざまな提言や運動を行う全国組​織。

生活保護「改革」ここが焦点だ!
生活保護問題対策全国会議/監修
尾藤廣喜、小久保哲郎、吉永純/編著
A5判/160頁  2011年7月発行
1,600円(税別)

あけび書房
福祉・医療、平和、社会問題・ルポ、教育、ヒューマンドキュメン​トなどを中心とする出版社。『沢内村奮戦記」『福祉が人を殺すと​き』『平和への伝言』などが高評。

2011年7月3日日曜日

社会を明るくする運動に参加



7月2日、陶芸の里のレクが終わり、16時30分から、京都市中京区更生保護司会主催の運動に淀、大久保、笠嶋の3人で参加して来ました。講演は「児童虐待の現状について」でした。ダルクがある伏見区が、一番相談件数が多いのには驚きました。虐待の経験と薬物に手を出すことには、少なからず関係があると思われます。その後、法務省主管の黄色いTシャツを着て、四条界隈の繁華街で、ティッシュ、ボールペン、ミニタオルを皆さんと手分けして、配りました。「どういう活動ですか?。」「大変ですね。ご苦労様。」という温かい言葉も言ってもらえました。今年は参加者も多く、早く配れたようです。

本能寺会館に戻り、食事を兼ねての懇親会で、京都ダルクの現状などを報告する時間を与えていただきました。来年も宜しくお願いしますとの声を掛けていただけました。参加られた皆さまには、ダルクへの支援金もいただきました。ありがとうございます。

貴重な時間を体験させていただき、いろんな行事に参加出来ることに感謝致します。

  笠嶋

レクで陶芸の里に行きました!!



7月2日、土曜日、利用者と一緒に近江八幡の「陶芸の里」に出掛けました。総勢13名、ダルクを10時に出発。竜王インターから30分。琵琶湖湖岸の田んぼに囲まれたのどかな風景の中、「水茎焼き陶芸の里」に到着。

まず、昼食の時間、水茎会席、串揚げ料理、近江牛しゃぶしゃぶ素麺、3種の中からそれぞれが好きな食事を選び、美味しくいただきました。その後に「水茎焼きの絵付け」の説明を受け、マグカップ、お茶碗に好きな文字、絵を描いていきました。筆を使い丸いものに書くのはなかなか難しい。みんな悪戦苦闘しながらオンリーワンの作品を完成させました。焼きあがるまでに3週間掛かるようです。出来上がりが楽しみです。

近くにハーモニーハウスさんが有り、先月から稲つくりを始めた田んぼに寄りました。苗は育ち、折角抜いた雑草も伸びていました。気さくなおじさん、おばさんが快く出迎えてくれ、7月末の再会を楽しみに京都への帰路に付きました。みんな楽しめたようでした。良かった良かった。

  笠嶋

沖縄ダルクフォーラムに参加!!




毎日、蒸し暑い日が続きます。体調管理に気をつけましょう。

さて、6月29日、「沖縄ダルクフォーラム」に参加して来ました。大久保、淀、笠嶋の3人で27日から沖縄に入りました。雨を心配していましたが、天気にも恵まれ、青い空、コバルトブルーの海、柔らかい風に包まれながら、ホッとする時間を過ごすことが出来ました。初めてのダイビングも経験し、神秘的な「青の洞窟」は最高でした。

NAのミーティングもいつものように参加し、なかまとの新しい出逢い、再会を楽しみました。沖縄のなかまの明るさ、サポートにも感謝しました。スピーカーも与えてもらえ、いい体験をさせていただきました。

ダルクフォーラムでは、三重ダルク、市川氏の講演がありました。アスペルガー症候群についてのことが判りやすく、スタッフとして、利用者と関わる自分たちには貴重なお話しでした。支援者のお話し、なかまの話しなど、沖縄ダルクの17年の重みを感じることが出来ました。ありがとうございます。

自分たちは30日に戻って来ました。日々の生活に戻り、ダルクでのなかまとの毎日に少し時差ボケ(実際には時差はありませんが、、。)を感じながら沖縄の余韻に浸っています。

  笠嶋 敏